てるひよ 0513
「…てるみ?」
隣に座ったてるみが私の髪をいじる。
「いや…、綺麗な髪だと思ってね」
普段は二つにくくっている髪を今日はほどいているからだろうか、楽しそうな表情を浮かべているてるみに私もつられて笑ってしまった。
(てるみの髪の方が綺麗なのに…)
ほどいた私の髪よりも長くてキラキラと光るてるみの髪に手をのばす、さらさらして綺麗、髪をいじっていたてるみの手はいつのまにか私の頭にまわり、私の髪を優しく撫でた。
その感覚がとても気持ち良くて、そのままてるみの肩にこつんと頭をあずけて私はゆっくりと目を閉じた。
暖かな昼下がり(君の髪も声もすべてが好き)
category:稲妻
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