さくみお 0513
(高校生パロ)
廊下、佐久間を発見。目標確認、接近。
後ろを向いているが声をかけたら振り返るだろう、振り返ってもらわないと困る。
「佐久間!」
声をかけたら予想通り佐久間は振り返った、これでやるべき手段は整った、後は特攻するのみ。
あぁ、しかし本当に佐久間は可愛すぎる、振り返った時の少し驚いたようなあの表情とか笑顔とか。
もういっそ抱きついた衝動で押し倒してやろうか、そうしよう。
そうと決まれば覚悟しろ、嫁!
「嫁ぇぇ、可愛いぞぉぉ!!」
廊下を走ってはいけませんと警告されてもいい勢いで佐久間の元まで足を進めそのままの勢いで佐久間に抱きついたというより飛び付いた。
この勢いに佐久間が耐えられる訳がない、さぁこのまま勢いで押し倒して…、
「澪!いきなり走ってきたら危ないだろ…」
…ん?おかしい。
なぜ佐久間が床に倒れこんでないんだ、ここは倒れこんだ佐久間を上からによによ眺めて嫁はやはり可愛いな!となる予定…だったはずだが。
私の背中に回された佐久間の腕、見上げればそこには佐久間。
…逆に私が抱き締められているということ、か?今までこんな事はなかったはずだ。
それになんだ、佐久間はこんなに大きかったか?私と同じぐらいだったはずなのに。
私の知らない佐久間がいる。
「…澪?」
いきなり思考が現実に戻されたと思ったら目の前に佐久間の綺麗な顔に胸が高鳴った。あれ、どういうこと…だ。
「な、んでもない!」
やはり今日の佐久間は変だ、何か違う
こんなに佐久間を意識するなんて今までなかった、頭のなかがごちゃごちゃしてわからない気持ちに戸惑う。
もう、なんなんだ。
恋の瞬間を、今(わたしのしらない、きみ)
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