梓と旭 0513

「んー！無事に一仕事終えた終えた！」
「あれ、梓やん？」
「あ、旭センパイ！今日も相変わらずマイクスタンド装備ですねー！」
「あったりまえや！マイクスタンドは俺の嫁やからな！」
「流石旭センパイ！」
「褒めても何もでぇへんで！」
「わかってますってー」

「それより梓、どうしたん？ここ３年の教室付近やけど、新宮先輩にでも用事か？」
「あたしは亨センパイにチョコ渡しに来たんですよ！兄ちゃんにはちゃんと朝渡してきました」
「あぁ、なるほどな！梓は本当に真木先輩の事好きなんやなー、幸せそうやわ！」
「えへへ、だって亨センパイ大好きですから！
そういう旭センパイこそ、３年の教室付近にいるんですか？やっぱりあたしと同じ目的じゃ…」

「まぁ、俺も理由は梓と一緒やな。チョコ渡そうと思ってな」
「わぁ！旭センパイからですかー！一体誰に？」
「鳴海委員長っていってな、放送部の部長さんやねん。俺部長に憧れとるから日頃の感謝もこめてな」
「なるほど…！お互い頑張りましょうね、旭センパイ！」
「おう！がんばろな！」



Happy Valentine's Day
(亨センパイ受け取ってくれるかな…)(部長受け取ってくれるんやろか…)



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