軍国家ジークリード東軍 0514
紅茶を飲みながらその男、ユリウスは外を眺めた。彼の目元には包帯が巻かれており事実見えてないに等しいのだがそのような事をまるで思わせないように楽しそうに外の景色を楽しんでいる
「もうすぐだねぇ…」
にんまりという効果音がピッタリ合う笑みを浮かべる、彼が紅茶を堪能しているとノック音が響いた。
「隊長、ジルです」
「シルヴィです!」
扉の向こうから聞こえてきた二つの声にユリウスは反応し二人を中に招き入れた。
「やぁ!ランページ兄妹、どうしたんだい?序でにお茶でもしていくかい?甘いお菓子もあるよ」
甘いお菓子、という単語に反応したランベール兄妹の妹であるシルヴィを宥めるように兄のジルが制止をかける。
「すみません隊長…、折角のお誘いですがまだ任務途中でして」
「……むぅ」
「そうか、それは仕方ないな。また終わったらおいで」
むくれるシルヴィの頭をユリウスはぽんぽんと撫で、ジルが持ってきた資料を受け取る、一通り目を通したのかユリウスの特徴ともいえるであろう笑みを再び浮かべる。
「祭りが始まるねぇ、楽しみだ」
意味深な言葉をユリウスは呟き、二人に目線を送った。
戦闘準備万端(決戦は、すぐそこまで)
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