アリア 0514

オズ兄さんの事は大好きですそれは兄さんとしての家族的な愛なのだと思っていました
しかしいつの間にか物心をつけば家族的な愛とは違う一人の男性としてオズ兄さんを見て、好意を抱いてしまっていたのです。この気持ちに気付いてしまった事に苦はなかったです、例えオズ兄さんがあくまでも家族愛、いえむしろ兄妹愛といった感情でしかないとしても。アリアがオズ兄さんを好きなことは変わらないのですから。

小さい時から一緒だったオズ兄さん、アリアしかしらないオズ兄さんの一面は他の誰よりもいっぱいあると思います、少しの優越感。
アリアが知らないオズ兄さんを見るまでは。あんな表情を浮かべる兄さんは、見たことなかった。
知りたくない知りたくない、でも知ってしまった気付いてしまった、オズ兄さんと……エスカバがお互い同じ想いを抱いている事に、アリアが例え何かをしてもその関係は崩れないことに。

「オズ兄さんは自分の気持ちに正直でいてください」

俯き沸き上がってくる涙を抑え、オズ兄さんの背中をゆっくりと押す。手が震える、オズ兄さんは気付いていないようでやわらかな大好きな笑顔でアリアの前から走り去った、あの人の元に。
これでいいのです。アリアはオズ兄さんが幸せなら



最初から決まっていた事
(報われない恋なんてわかっていた)



category:うちのこ
タグ: 稲妻


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