シャロンとクロード 0514
「今日も今日とてストーカーねぇ」
木陰からひょっこりと顔をだし想い人を見つめる主人の後ろ姿にクロードは苦笑いを浮かべた。
「クロードー、何見てんのさ」
「おー?あぁ、シャロン嬢、あれあれ」
どこからともなくひょっこりと現われたシャロンに対してクロードは説明もなしにましろを指差す、指差された方に視線を向けたシャロンは主人の背中を見て納得したようだ。
「なるほど、ましろ」
「そうそう、我らが主人のましろ」
話題にあがっているましろ本人は二人の小言に気付いていないのか変わらず木陰に隠れていた。
「相変わらずだねー」
「だろー?ましろも突撃すりゃいいのに、そしたら俺様もこぉぉんなにもどかしく見守る必要はないってのに!」
「クロードみたいにアホの子じゃないからね、ましろは」
「誰がアホの子だって誰が」
「クロード」
「…せつなっ」
シャロン嬢ひでー、と両手で顔を覆い悲しむフリをするクロードを何事もなかったのようにシャロンは無視し、再び主人に視線を向ける
「可愛いじゃないか、ましろらしくってさ」
「まぁ、そう言われたらなぁ…。可愛いっちゃ可愛いけど」
腑に落ちないような何とも言えない表情を浮かべたクロードにシャロンは小さく噴き出した。
「主人馬鹿だな、私達も」
「主人馬鹿でいいじゃねーの?」
主人馬鹿(主人が幸せならいいや)
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