イザベラとシュバルツ 0514
(17タイプ)
通りかかった薔薇庭園を覗いてみると上機嫌でお茶会の準備をするイザベラの姿が見えた。おかしいな、お茶会は明日だと聞いていたのにな
不思議に思ったシュバルツは薔薇庭園に足を踏みいれ、イザベラに声をかけた。
「やぁ、イザベラ」
「あら、シュバルツ隊長。ご機嫌よう」
さすがは貴族のお嬢様といったところ、一つ一つの仕草は洗礼されたように優雅でシュバルツにむかって手を振る姿にもあらわれていた。
「お茶会は明日じゃなかったのかな?」
「お茶会は明日ですわよ」
どうしました?と首を傾げるイザベラにシュバルツも首を傾げる。
「あれ、じゃあそれは?」
イザベラが準備をしていた愛用の紅茶セットを指差すとイザベラは納得したような表情を浮かべた。
「あぁ、これは違いますわ!ベラが遊びに来るための準備ですわ」
「ベラ…?」
「えぇ!ベラ…、イザベラは私の親友なのですわ!私と同じ名前なんて珍しいでしょう?」
口元に手をあて、くすくすと嬉しそうに笑う姿から余程仲の良い友達同士であることはシュバルツには安易に理解出来た。
「なるほどなー、それじゃあ俺は退散とさせてもらおうかな。イザベラのお楽しみタイムを邪魔するわけにはいかないしな」
「あ、すみません…。シュバルツ隊長も明日のお茶会には是非…!」
「もちろんお邪魔させてもらうよ」
ぽんぽん、とイザベラの頭を撫でシュバルツは手を振り薔薇庭園を後にした。
シュバルツが去っていった後イザベラはもうすぐしたら訪れる親友の姿を浮かべては楽しそうにお茶会の準備を再開するのであった。
お茶会の用意をして(大好きな親友を待ちますわ)
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