君が愛しすぎるから
薄暗い重厚な造りの部屋。
愛鳳はアカデミアで纏う赤を基調とした服を着ていた。
ベビーピンクの髪は腰まで流れ、彼女の可憐さを引き立たせている。
深紅の天蓋付きベッドに青と黄色の髪の少女を押し倒していた。
純銀の鎖に手首を繋いだ少女は瑠歌。
愛鳳が誰よりも愛する少女である。
「ふふ…瑠歌、すてきです」
「貴女に言われるのは、あまり嬉しくないわね」
「素直じゃないですね」
「ひゃ!」
かぷ、と首筋に噛みついて瑠歌を鳴かせる。
ぺろり、と舌を這わせれば背筋がぞくぞくする。
瑠歌が感じているのがわかる。
「瑠歌…」
「愛鳳…好き…好きなの…」
瑠歌に笑みを浮かべて、行為に及ぶ。
その姿はどんな絵よりも美しい一瞬であった。