全年齢の話について(二宮)

「ヒロインズドラマ」
自己肯定感低めで付き合ってるのか不安になる女の子が好きなので。この話のイメソンは「CUNE TUNE」です。書き上げてからあまりにもぴったりのイメソンを見つけちゃって動揺しました。二宮の彼女、相当なタマじゃないかぎり一度は「嫌ンなっちゃってもう限界」って思ってるでしょ…って。
二宮はあまりにもすれ違ってて夢主が不憫なので優しい同期たちにより潰されました。
自分のコミュニケーションのとり方ではダメなのだと気づいた二宮が、一生懸命「何を伝えたら安心する」「何か言ってほしいことはあるか」と伝えるところが書きたくて…このくらいの度量がある二宮(対彼女にのみ)もいいなって。それに対して夢主も少しずつ本心を言えるようになってほしいなって。
夢主は本心を隠すときにはへらりと笑う女なのですが、本心を伝えるときはへにゃりと笑っています。
「もしかして二宮くんって私のこと好きなのかな…」って加古ちゃんと太刀川に相談する夢主は絶対に書きたかったやつです。太刀川からいきなり「おめでとう」のスタンプだけ来て意味はわからんけどムカついてる二宮がいそう。
「会いたい」という一番簡単なお願いでさえできない女の子ができるようになるのも、夢主がそう望むなら何も聞かずに「今から行く」ができる二宮も好き。
お泊まりが楽しかったのでしょっちゅう家に誘うようになる二宮、いてくれ…!

「甘い誘惑」
トレーニングをテーマにしたグッズ(ハンズのやつ)の、スンとした顔で髪の毛ひょこらせながら走る二宮を見てウワーッ!!となり、慌てて23巻の初手東採りをする二宮で中和して、よかった大事には至らなかった…と思っていたのですが、結局一時間後にはこのSSを書いていたので結構大事に至ってたな…
二宮はもちろん夢主と一緒にいたいのでランニングに付き合ってくれてますが、そう言わないので夢主は二宮が監視してると思っています。
必死のランニングに早歩きでついてこられたいなあ…という願望。
二宮は、夢主といると見えなかったものが見えて世界が広がるのが好きなんだと思います。道端の沈丁花、のたくるナメクジ、一人で歩いていると視界に入らないものたち。
あと二宮は夢主が以前行きたい〜と言っていたカフェを覚えていてランニング中それとなくそっちの方向に誘導しています。恋人に無限に美味しいもの食べさそうとする二宮、好き…。自分では凝った料理作ったりできないので、出かけるたびになんか美味しいもの食べさそうとしてるといいですね。
この場合の「俺が抱えられる重さ」というのは、トリオン体でのことを指すので、実質の上限はないです。

「二宮くんのしっぽ」
二宮に跪かせて靴履かせる話絶対書きたくて。あと普段オドオドめな女がバチギレるのも大好きなので、だいたい二宮が被害にあいます。でも概ね自業自得な場合が多いです。
二宮が舞台裏を見るパートで、アイライン攻めるときに目を瞑らされる二宮が書きたかったんですが、さすがに需要ないなあ…と思ってやめました。普通にメイクしてるとこ見られる嫌すぎるので、夢主の心が広くてよかったな…て感じです。
普段からこんなに時間をかけてるのか…と理解した二宮は、これまで以上に彼女を愛しく大切に思うことでしょう。
二宮のディスコミュニケーションに対して、じゃあ勝手に都合よく解釈するからね!って思えるのって一つの最適解かもしれないな…と。

「初めての前日」
なんとなく、ヒロインズドラマのふたりの初めてを意識して書きました。二宮が初めてをどのように誘うのかに執心していた時期があり、(そんな時期あっちゃだめだろ)ここでも大好きな「エッチの予約をする」シチュを書いてしまいました。
酔って可愛く甘えられる女の子、永遠に憧れますね。あと彼女にはいつも(お酒を飲んでいなくても)二宮がキラキラして見えているの可愛くないですか?ここの地の文お気に入りです。
なんだかんだ二宮の手を取ってぶらぶら揺らすところが書きたいがために書いた話な気がします。二宮と彼女がそれやってたらめちゃくちゃ可愛いので。
これはだいぶ理想的な関係性の二宮夢が書けたので気に入ってます。

「インライは間に合わない」
これは珍しく二宮が一方的に女を振り回す話ですね。二宮が抱いてくれなくてへそ曲げる女と、普通に抱く気がある二宮、たまらんです。

「敗者」
いつも二宮のディスコミュニケーションに落ち込む女を書いているので、二宮に負けない強い女の話が書きたい…と思って、メソメソはするけど切り替えが上手い女と、「嫌い」と言われたのをめちゃくちゃ気にする二宮の話です。
口では素っ気ないこと言いながらも彼女が気になるので頭を下げて早く帰る二宮、いとしいね。
彼女にコイツ…と思いつつも泣かれるよりはましか…って思う二宮、このくらい彼女に甘く書いても許されるのかな…と悩みながら書いていました。彼女に負けまくってる二宮、いいな…

「二宮は甘やかすことにした」
ワ履修すぐのころ二宮に甘やかされた〜い!!とツイッターで騒いでいたツイートがあったので、どうせなら書いてまえ!!と書きました。二宮は普段からワガママ放題甘えられるとすべて突っぱねそうですが、普段から遠慮しがちな女にたまに甘えられたら大体のことを聞いてくれそうです。彼女の世話を焼こうとするという挙動をする二宮、めちゃんこラブじゃないですか…!?そして彼女を甘やかすことに満足を覚える二宮はもっとラブじゃないですか…!?二宮は「ひとりでできるもん」なので褒められたらムッとします。でも夢主が素直に甘えたら機嫌よくなっちゃうのでいとしいのです…

「好きなところ」
これもワ履修してすぐのころに思いついたネタです。二宮は彼女のすべてが好きそうで、二宮の彼女は二宮の嫌なところも受け容れてるデカい女じゃないと務まらないだろう、という解釈。これなんで夢主敬語にしたんだろう。「二宮くん」って呼んでるからタメだと思うんですけど。たぶん私が敬語が好きだからです。
実は二宮、自分のツラの良さは理解してるけどその他の長所(彼氏としての)がわかってなかったら可愛いし、二宮の真似してみたら二宮は自分の見た目も好きだったのがわかるやつも可愛い。
このあとおうちで好きなところを列挙されてる二宮も併せて可愛いです。

「器用」
不器用が服着てるみたいな二宮が手先器用だったらいいかも…って。なんか、女の子の髪の毛を整える二宮の光景がふっと頭に浮かんで、お手本見たら一発でできるようになる二宮に夢見ちゃいましたね…
好きな女が他の男とデートの日に呼び出される二宮、かわいそうでかわいい。
珍しく幼なじみの設定。幼なじみでもなけりゃ髪の毛結ばせるためだけに二宮を呼び出せないかなと思って。この夢主は二宮がそばにいたから彼氏ができなかったんだろうし、「そういえば昔から手先『は』器用だったよね」という失礼発言もできます。二宮は名前呼びですが、夢主は中学校くらいから「匡貴くん」から「二宮くん」に変えたんだろうなあ…
二宮は夢主の言葉で積極的に動くことにしました。

「ありったけ」
同じような話ばっか書いて恥ずかしかった。こういうご都合展開、世界観に合わないので今まで書くの我慢してたんですが、二宮強化月間(「極夜」のNOTE参照)にあたって短期間で何個も書いてしまったので、これならもっと前から書いとけばよかった😭と後悔しました。
二宮とセックスすることを人間の尊厳を失うことだと思ってる女が「トイレ行きたいから……お願い」って言うとこが書きたかっただけです。あと嫌いな男に悔しい〜〜!ってなってる女の子も好きなのでここ書くのすごく楽しかった…
普通にトイレの前で下ろす二宮も書きたかったポイントです。エッチなことにならないパターンも良いです。
夢主のアステロイドは避けられてそうですが、当たって気絶した二宮が発見され「二宮殺人事件」という歴史になっていても良いと思います。その場合夢主ペナルティ不可避ですが。夢主はシューターではなさそうなので、装備してるのはアステロイドじゃなくてメテオラだろうと思ったのですが、メテオラだと周りへの被害が大きそうで…設定と都合が合わなかったやつですね。四分割なところに夢主の殺意が篭っています。

「世界で一番」
二宮、好きな女に振られて詰めて泣かせていてほしかった…(最悪な願いすな)
遠征試験で千佳に「足を引っ張るなよ」と言っていて、それを激励の言葉だと思ってんのヤバ…と思って。まっっったく気持ちが伝わってない二宮、永遠に書いてしまう…
この夢主はこのあとその場から逃げ出して、夜寝る前とかになって…え!?二宮くんって私のこと好きなの!?って気づきます。それ以降は今までと違う理由で二宮を避けるようになるのですが、二宮はそれには気づけないのでふたりが結ばれるのはまだ遠そうです。

「二宮くんの元カノの話なんか聞きたくない」
叙述トリック的なものを書こうとして無事撃沈した話です。叙述トリックに謝れ。
小学生みたいな喧嘩をしてるふたりが実は高校時代付き合ってた〜!?ってなんか良くないですか?こういう関係性好き。
夢主はオペにするか戦闘員にするかエンジニアにするか迷ったんですが、大学からボーダーで入隊した(二宮とボーダーで出会ったように思わせたかった)ため戦闘員はないかな…と思い、エンジニアの仕事内容なんかについて考えたかったのでエンジニアにしました。名前付きのモブ初めて書きました。
このふたりはこの後も付き合いはしなさそうですが、お互いが傍にいる限りは他の恋人も作ら(れ)なそうです。

「偽善」
年上女と二宮の話が書きたくて、書くなら「態度がなってない💢」とボロクソ言われる二宮が書きたかった。最初はこのふたりは付き合ってもいいし付き合わなくてもいいなと思っていたんですが、ツイッターのアンケートで付き合うが多数派だったので続きは付き合うほうで書きました。
年上女にバシバシ再教育されてる二宮が見たくて。東さんに秒で陥落してたり、二宮は自分にない価値観を与えてくれる人間に懐きそう、という偏見です。
加賀美の「二宮さんってそういう考え方するんだ」が好きなんです…
諏訪との会話の中で夢主に「二宮って……そう、根っからの悪いやつじゃないんだけど、根っからの嫌なやつなんだよね」って言わせたくて、最後にもその名残で「嫌なやつ…」って言わせてます。
夢主が最初に「二宮と幸せになるビジョンが思い浮かばない」と言ったので、なら付き合うと腹括るときは「私が幸せにしなきゃ…」って思うんじゃ…と。
今回のMVP諏訪。諏訪のそういうとこ好きだけど嫌いになりたい。
(2023/06/18)