ピクシーとカハクと
「あー!今唯愛様の部屋から出て来たのって、イシュタルじゃない?」
「こんな早朝になにしてるのかな?」
「なにはナニに決まってるでしょ?朝帰りよきっとアレ」
「ナニってなに?」
「……もう、ピクシーってほんっとバカしか居ないわね!面白くない!!」
「カハクちゃんが難しい言葉使うからだよ!」
「はいはい。私が悪い悪い……にしても、あんなに大事そうに紙なんて抱きしめてどうしたのかしら?」
「あー!婚姻届けじゃなーい?!」
「なっ!……って、バカ!あんな大きい婚姻届けないわよ!ていうか、唯愛様はカハクと結ばれるんだから冗談でもやめてよね!」
「えーピクシーにはおっきくなったらねって言ってくれたから、唯愛様はピクシーのだよ?」
「んですってぇ?!……んん、コホン、まあピクシーはまだまだお子ちゃまですから?唯愛様の優しさが発動しただけで、そんなの本気なワケないでしょーがああああ!!」
「え、えー!やだー!びえーん!」
「出た、子ども泣き!」
「あれ、どうしたの?ピクシーちゃん!どこかぶつけた?痛いの?」
「わあーん!唯愛様ー!唯愛様は、ピクシーと結婚してくれますよねー!」
「だからそれはっ」
「うんうん、するする。ピクシーちゃん覚えてくれてたんだね、嬉しい!」
「っはあ?!そんな!ちょ!聞いてないんだけど!唯愛様は、カハクの!!」
「ピクシーちゃんとカハクちゃんが大きくなる頃には、同性結婚は普通になるだろうしきっと多妻もオッケーだよ!大人になるのが待ち遠しいね!」
「「はい!!」……って、えっ?!」