「またやったんだな」 「うーん、ごめん」 「いや。リヴァイには怒られてしまったかな?」 「ちょっとだけ」 「俺が指示した結果の負傷だ。いつも負担をかけてすまないと思っているよ」 「これは私にしかできない仕事だから大丈夫」 「あぁ、頼りにしている。が、やはり約束は可能な限り守ってくれ」 「はーい」 「ところでさっきの奇行種はどうやって討伐したんだ?」 「あー…上顎から脊椎にかけて爆破3発」 「3か…まだ往路であることを考えると1発で収めておきたい所だな」 「そうだね」 「約束」 「『美しい爆破』」 「よろしい。引き続き期待しているよ、ウェスタ」 「はーい…あ!もう頭ぐちゃぐちゃにしないでー!せっかく直したのに!」 「ねぇウェスタ、美しい爆破ってどういう意味さ?」 「…さぁ」 「エルヴィンってたまにおかしいよね〜」 「いつもおかしいハンジには言われたくないと思うよ、エルヴィンも」 ーーーーーーーーーー 美しい爆破=怪我と無駄な消耗がない討伐(エルヴィン意) |