スニョンが酔い潰れてキス魔になって来た。
これ違う女の子とかにしたらヤバくない?っていっつも思うわ。
HS「ジフナァーチュー!」
WZ「うわっ、やめろって!」
HS「何でだよー!」
スニョンは弱いくせに飲むペースが早い。
もっとゆっくり飲めって言ってるのに、聞きやしないから2時間もすればベロベロになってる。
「そろそろ帰る?ジフナが襲われそう。」
WN「そうだな。帰るか。」
HS「えー!俺まだ飲めるって!」
WZ「はいはい、また今度な。タクシー呼ぶけど何台いる?」
「え、いや、普通に3台でしょ。」
いつもタクシーは3台呼ぶ。
ジフニとスニョンで一台。大体スニョンが酔っ払うから同じ方向のジフニにスニョンを送ってもらってる。
私とウォヌも方向は同じだけど、途中から分かれるから金欠の時しか相乗りしない。
WN「お前タクシー台あんの?」
「………乗せてください。」
WN「2台で。」
WZ「オッケー。」
そうだ、お金ないから今日の飲みも一回断ったんだった。
スニョンが変な話ばっかりするから自分がお金ないこと忘れてたよ。
WN「何でも言う事聞く権利追加な。」
「願い事は3つまでです。増やすのは禁止です。」
WN「ランプの精か。」
「そうだね。」
WN「ふーん。」
何か言いたげなウォヌが何かを言い出す前に手で口を塞いだ。
それなのに、すぐに手を抑えられた。
WN「俺に勝てると思ってんの?」
「いつか勝てるかもしれないじゃん!挑戦あるのみ!」
バカって悪戯に笑ってるウォヌに猫パンチをしたら、その腕を掴まれて自分の方に引くから顔がぐっと近くなる。
WN「お前今日酔ってる?」
「ん?たぶん酔ってない。変な話してたから酔えなかった。」
WN「ふーん、残念。」
…え?残念とは?
ウォヌは無表情か呆れてるか、フッて鼻で笑うか、悪戯に笑うくらいしか表情がない。
だから最初は怖かった。
声低いし。
まあ今はウォヌの無表情にも慣れたけど。
WZ「タクシーも来たし行くか。外までこいつ運ぶの手伝って。」
WN「うん。」
2人でスニョンを運ぶから私はみんなの鞄持ち。
実はこれが1番重いじゃないかと毎回思う。カバンにパソコン入ってるし。
WZ「ほらもっと奥詰めろ!じゃあな!」
「また来週ねー!スニョア宜しく!」
WZ「おう。」
スニョンはほとんど開いてない目をこちらに向けて手を振ってた。
「あれ絶対見えてないよね。」
WN「たぶんな。俺らも帰ろ。」
「うん。」
ジフニが呼んでくれたタクシーに乗り込む。
運転手さんに私の家の住所を伝えるウォヌはやっぱり物覚えがいい。
スニョンは全然覚えないし、何なら家の場所も覚えてないと思う。
「あー明日は昼まで寝てられるー!」
WN「そうだな。どうせ休みだしもう少し飲む?」
「いいけど、私そんなおしゃれなバー行くお金無いよ?」
WN「誰がオシャレなバーに行くって言ったよ。俺ん家だよ。」
「え、そうなの?あ、じゃあ私の家の方が良く無い?ウォヌの家よりうちの方が手前じゃん?」
その方がタクシー代も無駄にならないし!
「どう?賢く無い?」
WN「金欠のお前の家に酒はあるの?」
「………大魔王の家にしよう。」
WN「俺への貸しが増えるな。」
「…うっ。」
大魔王め!
運転手さんに行き先の変更をしたあと、ニヤリと勝ち誇った表情を浮かべるウォヌにお決まりの猫パンチを食らわせておいた。
ウォヌの家は何回か来てるけど相変わらず殺風景だと思う。
WN「着替える?」
「え?」
WN「スーツじゃ疲れるし、まだブラウス乾いてないでしょ?風邪引くぞ。」
「そうだけど、まさか元カノの服着せる気?」
さすがにそれはなんか嫌だな…。
WN「いや元カノの物なんてないし、俺のだよ。」
「…ウォヌのだとさすがにデカくない?」
WN「じゃあ裸でいる?」
「服貸せ。」
笑いながら寝室に入って行くウォヌの後ろ姿を見つめる。
本気なのか冗談なのか、本当によく分からない。
まあもちろん冗談だとは思うけど。
私の裸なんて見たところで、ただのお目汚しにしかならないだろうし。
なんなら、鼻で笑われそうだし。
「おふっ!ちょっ!」
WN「こ
「まだ残ってるかな?」
WN「ん?」
「巨乳と巨乳に目がない仲間達。」
WN「ふっ、何その白雪姫と7人の小人達みたいなネーミング。」
「事実を述べたまでです。」
若くて可愛くてさらに巨乳だもんな…。
そりゃみんな優しくするよな。
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