ROOM 404 ― 恋愛禁止の家で、秘密と恋が始まる ―

Episode22

『昨日の続き』

― 特別な一日の後、日常の中に残る感情。 ―

Day:Monday(共同生活22日目)



Scene3

『昨日の写真』

Monday|昼



午後。



それぞれが別々の場所で過ごす月曜日。



仕事の合間。

休憩時間。

ふとスマホを見る時間。



そんな何気ない瞬間に。



404 HOUSEのグループチャットが動く。



📱 スングァン

「昨日の写真!!」



続けて、

大量の写真が送られる。



漢江の夜。



橋の光。

水面に映る景色。

屋台で笑っている姿。



そして。



11人全員が写った写真。





数秒後。



通知が次々に増える。



📱 スニョン

「多すぎ(笑)」



📱 チェリン

「でも全部いい写真。」



📱 ユナ

「これ好き。」



送られてきた一枚。



そこには、

全員が自然に笑っている姿。



誰もカメラを意識していない。



ただ、

その時間を楽しんでいる顔。





チアキ



仕事の休憩時間。



スマホを見る。



通知の数に少し驚く。



グループチャットを開く。



画面いっぱいに広がる、

昨日の夜の写真。



指を止める。





漢江の光。



冷たい風。



笑い声。



そして。



自分の隣にいた人たち。





最初の頃の写真を見る。



少し距離がある。

少し緊張している。



でも昨日の写真は違う。



自然に笑っている。



「……。」



チアキは小さく笑う。





📱 チアキ

「素敵な写真ですね。」



送信。



すぐに返信が来る。



📱 スングァン

「でしょ?」

「俺の撮影センス(笑)」



📱 ミンギュ

「確かにいい写真多い。」



その返信を見て、

チアキの指が少し止まる。



昨日。



隣で夜景を見た時間。



短い会話。



自然に笑った瞬間。



それがまた思い出される。





ミンギュ



会社の休憩室。



スマホを見る。



グループチャットの流れ。



写真への反応。



そして、

チアキのメッセージ。



「素敵な写真ですね。」



その一文を見る。



何度も意味を考えるような言葉ではない。



ただの感想。



でも。



昨日の夜を共有した相手から届いた言葉は、

少し違って感じた。





📱 ミンギュ

「またこういう時間あるといいね。」



送信してから、

少しだけ考える。



少し自然すぎたかもしれない。



でも。



取り消すほどではなかった。





数秒後。



📱 チアキ

「はい。」

「またみんなで行きたいです。」



短い返事。



でも。



その画面を見たミンギュは、

少し笑う。





404 HOUSE



それぞれの場所で、

同じ写真を見る。



同じ夜を思い出す。



でも。



心に残っている場面は、

少しずつ違っていた。



誰かの笑顔。

誰かの言葉。

誰かと歩いた時間。





【STAFF NOTE】

写真は、

その瞬間を残すもの。



でも本当に残るのは、

そこに写っている表情ではなく。



その時、

誰と一緒にいたか。



そして、

その人とどんな気持ちで過ごしたか。





次回 Scene4

『帰宅時間』

月曜日の夜。



いつもの「おかえり」。



でも、

昨日の夜を越えた11人の距離は、

少しだけ変わっていた。




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