Episode8

『それぞれの日常』

Scene7

『404 Diaryの返事』

Monday|10:00 PM

404 HOUSE。

夜。

リビングのテーブルに、スタッフから届いた封筒が置かれていた。

昨日。

共同生活7日目の日曜日。

初めての404 Diaryが行われた。

誰かに伝えたい気持ちを、

名前を書かずに届ける。

そして、

受け取った相手は返事を書く。

その返事が、

今日、送り主へ戻ってくる。



Living Room

「返事の日ですね。」

スングァンが封筒を見ながら言う。

「昨日書いた人に届くってことですよね?」

スタッフが頷く。



昨日。

誰かに言葉を送った人たちは、

少しだけ落ち着かない様子だった。

誰かに届いたか。

どう受け取ったか。

返事には何が書かれているのか。



チアキ

10:15 PM

自室。

机の上に置かれた封筒。

チアキは少し緊張したように開ける。

中には、

昨日、自分が送ったDiaryへの返事。



「読んでくれてありがとうございます。」

「自分では気付いていなかった部分を言ってもらえて嬉しかったです。」

「まだ一緒に過ごして8日目ですが、これからもっと色々知れたらいいなと思います。」



チアキは静かに読み終える。

送り主は分かっている。

でも、

昨日書いた言葉が、

相手にどう届いたのかを知るのは少し不思議だった。



【Interview】

チアキ

「返事が来るって、思ったより嬉しかったです。」

「まだそんなに長く一緒にいるわけじゃないのに、ちゃんと読んで考えて返してくれたんだなって。」

少し笑う。

「優しい人だなと思いました。」



ミンギュ

10:22 PM

ミンギュも部屋でDiaryを読む。

昨日、自分が選んだ相手。

普段なら言えないことを、

匿名だから伝えられた。



返事には、

「ありがとう。」

という言葉から始まっていた。



「自分では普通にしているつもりだったけど、見てくれていたことが嬉しかったです。」

「あなたも無理しすぎないでください。」



ミンギュは何度も読み返す。



【Interview】

ミンギュ

「返事を見ると、相手の性格が少し分かる気がしました。」

「言葉の選び方とか。」

「直接話す時とは違う一面を見る感じがしました。」



ジョンハン

10:35 PM

ジョンハンは封筒を開く。

昨日送った相手からの返事。



「自分のことを話すのは苦手ですが、少しずつ知ってもらえたら嬉しいです。」



短い文章。

でも、

その一文に相手らしさを感じた。



ジョンハンは小さく笑う。

「……正直な人だな。」



ウォヌ

10:45 PM

ウォヌは返事を読む。

文章を書く仕事をしているからこそ、

一つ一つの言葉の選び方に目がいく。



「この人は、ちゃんと考えて書いてくれたんだな。」



そう呟く。



スンチョル

10:55 PM

スンチョルは届いた返事を読む。

昨日、自分が書いた言葉。

それが相手に届いた証拠。



「ありがとう。」

その一言を見るだけで、

少し肩の力が抜けた。



普段は誰かを支える側。

でも、

自分の言葉を受け取ってくれる人がいることは、

思っていたより嬉しかった。



女性メンバー

女性陣もそれぞれの部屋で返事を読む。

ユナ。

ジウォン。

ソヨン。

チェリン。

誰かから届いた言葉。

そして、

自分が誰かへ返した言葉。



昨日まで知らなかった相手の一面が、

一枚の紙を通して少しだけ近くなる。



11:20 PM

リビング。

偶然集まった数人。

「返事、嬉しかった?」

チェリンが聞く。

「うん。」

ソヨンが答える。

「なんか……不思議。」

「何が?」

「普段なら直接言わないことを、ちゃんと言葉にしてもらえるから。」



チアキはその会話を聞きながら、

小さく頷く。



誰が誰に送ったのか。

それはまだ秘密。

でも、

昨日より少しだけ。

相手を見る目が変わっている。



【STAFF NOTE】

共同生活8日目。

404 Diaryの意味は、

告白ではない。

相手を選ぶためでもない。

ただ、

「あなたを見ています」

と伝えるためのもの。

名前のない言葉だからこそ、

素直になれる。

そして、

返事が届いた瞬間。

送り主と受け取り手の間には、

小さな信頼が生まれる。



次回 Scene8

【Interview】

テーマ:

「今日、一番うれしかったこと」

404 Diaryについて語るメンバー。

しかし、

誰が誰へ言葉を送ったのか。

その秘密はまだ明かされない。




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