RE:MEMORY
Episode4
「それぞれの居場所」
Day4 : Thursday
Afternoon
Scene3
「初めての家事分担変更」
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【BGM】
昼下がりのRE:MEMORY HOUSE。
リビングに集まる10人。
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【ナレーション】
「10人で暮らし始めて4日目。」
「楽しい時間だけではなく。」
「生活を続けるためのルールが必要になる。」
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【字幕】
「共同生活4日目」
「新しい役割決定」
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リビング
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テーブルの上に、
番組スタッフから届いた封筒が置かれている。
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スングァン:
「また何か来ましたね。」
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スニョン:
「ミッションですか?」
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ディノ:
「開けてみましょう。」
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ミンギュが封筒を開ける。
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中には一枚のカード。
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【字幕】
「RE:MEMORY HOUSE RULE」
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ミンギュが読む。
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ミンギュ:
「共同生活4日目。」
「今日から家事担当を変更します。」
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一瞬、全員を見る。
それぞれの表情を確かめるように、
ミンギュの視線がゆっくりと巡る。
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ミンギュ:
「最初の担当だけではなく、全員が家の一員になるため。」
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【字幕】
「誰かに任せる家ではなく」
「全員で作る家へ」
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それぞれの反応
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スングァン:
「確かに。」
「今までは料理する人、片付ける人が自然に決まってましたもんね。」
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ユナ:
「6か月生活するなら、最初にルールを作った方がいいと思います。」
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テヨン:
「記録しておいた方が良さそうですね。」
すぐにスマホのメモを開く。
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【字幕】
「現実担当」
「ユナ」
「計画担当」
「テヨン」
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家事担当決定
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スタッフから提示された新しい担当表。
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キッチン担当
ミンギュ
チアキ
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チアキ:
「私ですか?」
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少し驚く。
名前を呼ばれた瞬間、
ほんの一拍だけ、胸の奥がふわりと浮く。
自分がこの家の“外側”ではなく、
ちゃんと役割を持つ存在として見られた気がしたからだ。
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ミンギュ:
「一緒ですね。」
笑う。
その笑顔はいつも通り穏やかだが、
どこか相手の反応をそっと受け止めるような柔らかさがある。
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チアキも少し笑う。
嬉しいのに、同時に少しだけ緊張する。
料理は嫌いじゃない。
でも、誰かと並んで“担当”になることには、
まだ慣れていない。
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掃除担当
スングァン
ミナ
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スングァン:
「ミナさん、僕ちゃんとやります。」
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ミナ:
「今、言う人ほど怪しいです。」
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全員が笑う。
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【字幕】
「意外な組み合わせ」
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買い出し担当
ジョシュア
ユナ
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ユナ:
「必要なものをリスト化しましょう。」
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ジョシュア:
「お願いします。」
笑う。
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洗濯担当
スニョン
ソヨン
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ソヨン:
「ちゃんと分けられますか?」
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スニョン:
「大丈夫です!」
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少し間。
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ディノ:
「本当ですか?」
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全員笑う。
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共有スペース管理
テヨン
ディノ
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テヨン:
「ルールを決めて、みんなが使いやすいようにしましょう。」
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ディノ:
「任せてください。」
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【字幕】
「10人の新しい役割」
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ルール作り
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そのままミーティングが続く。
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テヨンがホワイトボードに書いていく。
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・共有スペースは使った人が片付ける
・洗濯物は溜めすぎない
・冷蔵庫のものには名前を書く
・夜遅い時は静かにする
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スングァン:
「冷蔵庫の名前は大事ですね。」
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スニョン:
「前に誰かのもの食べたことあります?」
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全員を見る。
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スニョン:
「……僕じゃないですよ。」
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【字幕】
「疑われる前に否定」
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笑いが起こる。
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チアキ
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チアキはホワイトボードを見る。
“担当”という言葉が、
思っていたよりもずっと重く、あたたかい。
ただそこにいるだけではなく、
この家の流れの中に自分の名前が書かれている。
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「自分も、この家の一員なんだ。」
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そんな実感が少しだけ生まれる。
けれど同時に、
その輪の中に入れた嬉しさがあるぶん、
ちゃんと役に立たなければという気持ちも強くなる。
迷惑をかけたくない。
期待を外したくない。
そんな思いが、静かに胸の奥で形を持ちはじめる。
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でも。
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チアキ:
「キッチン担当、頑張ります。」
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すぐに責任を背負うような言葉。
嬉しさを隠すように、
少しだけ背筋を伸ばしてしまう。
その声の奥にある緊張を、
ミンギュは横で聞き取っていた。
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ミンギュが横を見る。
言葉にしないまま、
“無理しなくていい”と伝えたくなる。
けれど、今ここでそれを言えば、
彼女はきっとさらに気を張ってしまう気がした。
だからミンギュは、
ただ自然に隣に立つ。
それだけで少しでも支えになればいいと思いながら。
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ミンギュ Interview
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スタッフ:
「チアキさんとキッチン担当になりましたね。」
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ミンギュ:
「はい。」
少しだけ笑う。
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「チアキさんならちゃんとやってくれると思いました。」
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そう言いながらも、
その“ちゃんと”の中に、
彼女が自分を後回しにしてしまう危うさまで含まれていることを、
ミンギュはもう感じている。
真面目で、丁寧で、
任されたことをきちんと受け止める人。
だからこそ、頼もしさと同じくらい、
少し心配にもなる。
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少し考える。
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「でも。」
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「たぶん、頑張りすぎるタイプですよね。」
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言い切ったあと、
ミンギュはほんの少しだけ視線を落とす。
責めているわけではない。
むしろ、そういうところまで見えてしまった自分に、
少し驚いているようでもある。
誰かの頑張りを見つけるのは得意でも、
それが無理の上に成り立っていないかまでは、
簡単には言えない。
だからこそ、彼は気づいてしまったことを、
静かに大事に抱えている。
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【字幕】
「少しずつ見えてくる性格」
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Scene3 END
次回――
Scene4
「キッチンで生まれる会話」
新しい担当になったミンギュとチアキ。
料理をしながら、
少しずつお互いのことを知っていく。
→
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