RE:MEMORY
Episode1
「はじめまして。ここから始まる180日」
Day1 : Monday
Evening
Scene8
「小さな共通点」
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【BGM】
静かなピアノ。
夕食後のRE:MEMORY HOUSE。
食器が片付けられたダイニング。
先ほどまで聞こえていた笑い声は少し落ち着き、
10人はそれぞれ自由な時間を過ごしている。
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【ナレーション】
「初日の夕食。」
「料理を共にし、同じテーブルを囲んだ。」
「それでも、まだ知らないことばかり。」
「そんな中で――」
「小さな共通点が、距離を少しずつ縮めていく。」
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【字幕】
「Day1 Evening」
「最初の会話」
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リビング。
スングァンとソヨンはソファで話している。
スニョンとディノはテレビを見ながら盛り上がっている。
ミンギュはキッチンで最後の片付けを確認している。
ジョシュアは窓際で飲み物を飲みながら、外を眺めている。
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チアキはテーブルを拭いている。
ジョシュアが気づく。
ジョシュア:
「チアキさん。」
チアキ:
「はい?」
ジョシュア:
「さっきから片付けしてくれてますよね。」
チアキ:
「あ、みんなで使ったので。」
ジョシュア:
「ありがとうございます。」
チアキ:
「いえ。」
少し間。
ジョシュア:
「日本でも、こういう感じですか?」
チアキ:
「こういう感じ?」
ジョシュア:
「誰かが気づいて動くところ。」
チアキは少し考える。
チアキ:
「……たぶん、仕事柄かもしれません。」
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【字幕】
「相手を見る仕事」
「CAとして身についた習慣」
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ジョシュア:
「客室乗務員のお仕事って、やっぱり大変ですか?」
チアキ:
「大変なこともあります。」
「でも、人と出会える仕事なので好きです。」
少し笑う。
チアキ:
「毎回違う場所に行けるのも楽しいです。」
ジョシュア:
「いいですね。」
「僕も海外に関わる仕事をしているので、少し分かる気がします。」
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【カメラ】
二人の間に流れる自然な空気。
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チアキ:
「海外のお仕事、長いんですか?」
ジョシュア:
「そうですね。」
「韓国と海外を行き来することが多いです。」
チアキ:
「私も似ています。」
「日本にいる時間と、海外にいる時間が半分ずつくらいなので。」
ジョシュア:
「じゃあ、家に帰った時に不思議な感じになりますか?」
チアキ:
「なります。」
笑う。
チアキ:
「どちらも自分の場所なのに、少しだけ違う感じがして。」
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【字幕】
「初めて見つけた共通点」
「“移動する生活”」
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少し離れた場所。
ミンギュがその会話を偶然聞いている。
特に意識するわけではなく、
ただ、
「海外生活」
という言葉に興味を持つ。
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【ミンギュ Interview】
スタッフ:
「初日のチアキさんの印象は?」
ミンギュ:
「落ち着いている人だと思いました。」
「みんなが話している時も、ちゃんと聞いている感じがして。」
少し笑う。
ミンギュ:
「でも、ジョシュアさんと英語の話をしている時は少し雰囲気が変わった気がしました。」
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【字幕】
「まだ知らない一面」
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リビング。
スングァンが会話に入る。
スングァン:
「二人とも海外に関係する仕事なんですね?」
チアキ:
「はい。」
ジョシュア:
「そうですね。」
スングァン:
「じゃあ、この家で一番国際的な二人かもしれないですね。」
笑いが起こる。
チアキ:
「そんなことないです(笑)」
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【字幕】
「自然に広がる会話」
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その後。
全員でリビングに集まる。
今日一日の感想を話す。
スニョン:
「思ったより早く慣れました。」
ソヨン:
「私もです。」
ユナ:
「最初は静かだったのに。」
スングァン:
「僕が頑張りましたから(笑)」
全員:
(笑)
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【ナレーション】
「初日。」
「まだ、誰も相手の過去を知らない。」
「未来の関係も、まだ見えない。」
「それでも――」
「少し話してみたい。」
「もう少し知りたい。」
その気持ちが、
最初の一歩になる。
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【チアキ Interview】
スタッフ:
「今日、一番印象に残った瞬間は?」
チアキ:
「みんなで食事を作ったことです。」
「最初は知らない人同士だったのに、一緒に作業すると少し近くなれるんだなと思いました。」
少し笑う。
チアキ:
「まだ全然分からないことばかりですけど。」
「これから知っていけたらいいなと思います。」
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【字幕】
「180日の始まり」
「まだ知らない物語」
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【UNSEEN】
「放送では流れなかった、夕食後の小さな会話」
キッチン。
ミンギュがグラスを片付けている。
棚に戻す手つきは慣れていて、音も静かだ。
少し離れたところで、チアキはその背中を見ていた。
一度視線が合いそうになって、すぐに逸らす。
チアキ:
「ミンギュさんも、ずっと動いていますね。」
ミンギュは手を止め、ゆっくり振り向く。
一拍置いてから、目を細めた。
ミンギュ:
「え?」
チアキ:
「料理して、片付けもして。」
言い終えてから、チアキはグラスを拭く手を止める。
ミンギュは少しだけ視線を落とし、ふっと息を漏らした。
ミンギュ:
「僕は好きだからやってるだけです。」
短い沈黙。
キッチンの中で、食器の触れ合う小さな音だけが残る。
ミンギュはチアキの方を見て、今度はまっすぐに言う。
ミンギュ:
「チアキさんも同じですよね。」
チアキは瞬きをひとつして、ミンギュを見る。
その視線に、少しだけ驚きが混じる。
チアキ:
「私ですか?」
ミンギュ:
「自然に誰かのために動いてる感じがします。」
チアキはすぐには答えない。
視線を落として、ほんの少しだけ笑う。
チアキ:
「……そう見えますか?」
ミンギュは迷わずうなずく。
その一瞬だけ、二人の間にやわらかな静けさが落ちる。
ミンギュ:
「はい。」
短い会話。
けれど、互いの動きを見ていた目と、
言葉にしきれない間が、
静かに残る。
【字幕】
「気づく優しさ」
「初日に生まれた小さな印象」
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【Scene8 END】
次回――
「初日の夜」
10人がそれぞれ一人になった時。
初めて語られる、本当の気持ち。
そして――
RE:MESSAGE。
180日後の自分へ送る最初の言葉。
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