【29.初めましてと平常運転 ーMGー】
つい最近まであんな大怪我してたとは思えないくらい元気ななまえは、今会ったことない残りのメンバーを見て、なぜか横揺れしてる。
なまえは本当に謎の多い奴だ。
MG「何で揺れてんの?」
「イケナイ太陽〜が流れてるからだよ。」
MG「何だよそれㅋㅋㅋ」
「なーなーなーなななーなーなーだよ!」
いや、知らないよ。
まあ、いいわ。なまえの頭に自分の頭を置いて一緒に揺れる。
正直、メンバーに会って一瞬大人しくなったから、ちょっとドキッとしたけど、まあ平常運転か。
SC「よし!お前ら、挨拶!」
「お!イケラクのボス感!」
SC「せめてリーダーって言ってㅋㅋㅋ」
スンチョリヒョンの言葉にずっとなまえに会いたいって言ってだスングァンが一歩前に出る。
SG「初めまして!スングァンです!98年です!ヌナの歌声大好きです!」
HS「おい!」
SG「え!?あ!」
WZ「…ここにもバカがいたよ。」
DK「ごめんって!」
なまえの歌を盗聴したことは、まだ言ってない。
「…ん?歌声?」
JH「可愛いねぇ、なまえは。」
「ん?」
MG「はい!次!」
あぶない!危うくバレるところだった!
JS「ははっ!初めましてなまえちゃん!ホンジスです。宜しくね!」
ジスヒョンの挨拶に続いてうぉぬヒョン、ジュニヒョン、チャニが挨拶をする。
珍しく大人しいなって思ってたら、最後のボノニの挨拶後、事件は起こった。
VN「初めまして!ハンソルです。ミドルネームはバーノンです。好きな方で呼んでください、宜しくね、ヌナ!」
「……めん…。」
MG「ん?」
小さくなんか呟いたと思ったら、急に振り返って俺の胸ぐらを掴んだ。
MG「ちょっ、何だ…」
「ややややや!は!?え!?何このくっそイケメンは!?え!?ハーフ?ハーフだよね!?え!?イケメン過ぎん!?え!?は!?どう言うことなの!?」
…は?
どうやらなまえはボノニがイケメンすぎて興奮してるようだ。
VN「そんなに褒められると照れるね。ヌナも可愛いよ!」
「くはっ!!!」
いや、顔真っ赤じゃん。
え!?何、こいつ本気でボノニのこと…
JH「なまえはボノニみたいな顔がタイプなの?」
え?ちょっ、ジョンハニヒョン!
MG「な、何聞いてるの!?」
JH「だってなまえが放心してるから!」
へへっと悪戯に笑ってるジョンハニヒョン。
「ジョンハン氏。タイプだなんて、そんな事恐れ多すぎて言えません!もう彼は彫刻だよ!美しい!!!」
VN「はは!ありがとう!」
ボノニにお礼を言われ、見たことない顔で照れてるなまえ。
何だよ、散々俺のことイケメンイケメン言ってたくせに。
「イケメンにお礼言われたー!やば過ぎる!!!」
JH「なまえ!その辺にしときなー!」
「ん?」
JH「そろそろミンギュが泣いちゃう。」
…え?は?
MG「いや、泣かないし。」
「大丈夫だキムミ。」
MG「は?な、何がだよ。」
「君の可愛い弟分を、一般人の私が取って食ったりなんてしないから安心なさい!」
…いや、そう言うことじゃないんだけど…。
WZ「…本当バカだなㅋㅋㅋ」
「天使様が最近私をバカにします。なぜですか?」
WZ「最近じゃなくて、初めて会った時からしてるぞ。」
「そう?じゃあいっか!って!キムミ!」
掴んでいた胸ぐらを離したかと思ったら、今度はぴょんぴょん跳ね回るなまえは、平常運転。
MG「何だよ。」
「ダンスしなくていいの?」
MG「あ、そうだな。練習しないと。お前は好きなところで座ってて。」
「はい!」
DK「返事だけはいいね。」
「お?悪口か?」
DK「はは!」
それから軽くストレッチをして、昨日の反省点をおさらいしてると、先生が入ってきた。
先生はなまえに気付くと、何やら話し始める。
何を話してるかは分からないけど、コロコロ変わるなまえの表情や、バカみたいに大きいリアクションに思わず笑みが溢れる。
WN「猫みたいだな。」
MG「え?猫?なまえが?」
WN「うん。見てて飽きない。」
MG「確かに。」
気付けば俺ら全員、先生と話すなまえの事を見てた。
『よーし!じゃあ始めるぞーって何してんだ?』
SC「何でもないです。」
『シャイニングダイアモンド、通しでやるぞ?なまえちゃんも見てるんだから気合い入れろよ!』
なまえはスマホを構えて、グッドと指を突き出す。
だからお前は監督か!
曲が掛かれば自然と体は動いて、なまえが見てるとか関係なく曲に集中していた。
『もう一回通しで!最後もっとびしっとそろえて!いくぞ!』
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