―――これは、きっと罪なのだろう。

世界の理を捻じ曲げて、その責をあの人一人に背負わせた罪。

世界はかつてと違う道を辿って巻き戻り、けれど生まれた時代の違う私たちは、終生再会を果たすことなく『私』の人生は幕を閉じた。

幸せでなかったわけではない。
世界が書き換わっても尚、私の中に刻まれたかつての記憶は、

- 1 -

*前次#


ページ: