さん


一定の領域を守るためだけに
さよなら

消えていくように




白い目の行列
わからない向こう側

信号待ち
いつまでたっても渡れない

助けてくれないよ




指折り数えて
笑いが零れた

アクリル板に傷をつけて
繊細な光
重ねる

教室の物語
砂にするから
あとは城をつくって壊そう
水に流せばいい




完全に後付け
そういうものとする

暖色のフィルムとする




消えていくように
錯覚するように

さよなら





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