自主規制


メキメキ、と音を立てる

耳の奥
脳の隅

なに、それ





ささくれた木肌の枠と
錆びた鉄骨がそびえ立つ

乱立
突き刺さっている





笑っている人と
泣いている人が
それぞれペンキに塗れている

二人とも口を揃えて
「もう、いいよ」と言う

飲み込まれることを
知っていたから





他人の目、無数

灰色だった





メキメキ、と音を立てる

僕の奥
君の隅

ささくれた木肌の枠と
錆びた鉄骨がそびえ立つ

乱立
折れ曲がっている





最期は
全く同じだったよ

行き着いた先は
「   」だったよ





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