綺麗事


手の中から浮かぶシャボン玉
すぐ

霧散



ティースプーン1杯分の
インスタントコーヒー
角砂糖2つと溶けていく
白い天井を思い出しては
くるくると

紫煙が混ざり合っていた日々
それすらも飛ばすハレーション



感情も
一緒に弾け飛んだら
それは
幸せなこと

なのだろうか



手の中に残ったのは
小さくなった石鹸だった

祈るように包み込んで
柔らかな夢を見る

丁寧に
流水で見届けてね



手の中から浮かぶシャボン玉
一緒に連れていって

それは
須く

無様





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