ろく






水滴に映るその向こうの
何も通さない先へ



陰った隙間
脆く
触れただけでお別れ

制御できなくなる

そんな勇気ないくせに
パタパタと切り替えてさ



工事中の看板が並んだ
だからもう わかっていたんだ
遠回りしないと

向こうへは行けない



ランプが水滴に色をつける
何も見えないけれど
確かにまわりを照らし出す

サイレンが聞こえるよ
やけに多いね
何度も視界を遮った

今日は傘が手放せない日だ





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