僕らの砂場
あの日の
ウサギ小屋の裏に隠してあった
あの日の泥団子を
まだ探している
背伸びしても
到底 届かない
踵は何度も諦めようとして
粉々にするから
また掻き集める
そういうことだ
ずっと
足元に
ずっと
あったんだ
知らないうちに
気づかぬように
ピカピカで
頑丈でも
踏みつけたらおしまいさ
実際は脆いもの
見掛け倒しだもの
石が擦れ合う音がする
もう つくれないな
砂が足りないし
水も通り過ぎていく
もう 形にもならないや
結局 見掛け倒しだもの
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