表層


同じじゃない
人間性までイコールにしないで

毛布を被って眠る



強いられるのは違うでしょう
口からこぼれた一瞬

つくられた虚像はもう
疲れ果てた目でした

その意味を知る人は
静かに目を閉じました



ちぎり絵みたいに貼り合わされた
ひとつひとつが隙間を埋めていく

何か隠されてるの?って
あちこちから手が伸びてきて
長い爪で剥がそうとするから
水槽に沈めた

ひたすら底へ押し込めて

その顔を
何度も鏡で見たのです



今日は
いい夢が見られるといいな
せめて温かい毛布は味方でいて

何度目かの夜
静かに目を閉じました





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