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日記: そのまま。進捗など。
ネタ: 書きたいネタ。妄言。
感想/考察:
アニメ、本誌の話。ネタバレ自衛必須。
陣平くんと従兄弟:
従兄弟シリーズの小ネタ。

▼2020/01/12:11/11の陣平くんと従兄弟


ふせったーで書いてたものを移動。
いちゃいちゃしてる。
すっかり肌寒くなってきた11月の陣平くんと旭は何をするにしてもいつも以上にぎゅうぎゅうくっついてる。旭は筋肉量が少ないので体温は高くもないし低くもない。健康体だけど、暑さにも寒さにも弱いから陣平くんがお世話をしてあげるし、お世話してもらうのが嬉しくてにこにこしてるんだろうな。お風呂に入るにしても寒い寒いするから、シャワーがあったまるまで陣平くんが抱き寄せてる。シャワーよりも陣平くんの方が断然あったかくてすりすりしてるとガブッとされてしまう日もありますね。可愛いもっとやってくれ。
そんな11月11日の二人は、いつも通りに旭が作った美味しいご飯を食べて、寒い寒いした後に陣平くんにドライヤーで髪を乾かしてもらう旭がふにゃふにゃになってからが始まり。

「見て〜、今日ねいっぱいお菓子貰ったの〜」
「この前もすげー貰って来なかったか?」
「ん?ああ、ハロウィンの時もいっぱい貰ったねえ」
「毎年だもんな」
「ねー、なんで皆俺にお菓子くれるんだろう?甘いもの好きって言ってるから?」
「さあ?」
「嬉しいけど申し訳ないなあ」
「まあやるって言われてるなら素直に貰っとけ」

エコバックから出てきたポッキーとプリッツの箱の山。オーソドックスなチョコレートポッキーやらサラダ味のプリッツは序の口で、ちょっとお高くて本数が少ないポッキーもどさどさ出てくる。すげえ量だな、と陣平くんは感心するくらいで対する旭は大喜び。

「わーい!すごい!お菓子パーティーだねえ」
「少しずつにしろよ」
「むぅ、子供じゃないもん」
「そう言ってすぐ食っちまうだろ」
「お菓子あんまり買わないからねえ」
「そりゃあ旭が作るもんが旨いからな」
「えへへ、そう言って貰えるなら嬉しい〜」

ソファでぎゅうぎゅうしながらどれにしようかなあ、って沢山の箱を見ているおっきなおめめがキラキラしてるのを陣平くんは優しく見守るんだろうなあ。うんうん唸って悩んで決められなくて、陣平くんはどれが良い〜?って聞くのに旭が好きなものにしろとか言われながら頭を撫でられて、ええ〜!って唇を尖らせながらも撫でられるのが嬉しくてほわほわ笑う旭が可愛くて可愛くて仕方ない陣平くんも居ます。永遠にいちゃいちゃしててくれ。
結局、俺が食べたい本数が少ないチョコたっぷりなポッキーと、陣平くんが食べられるしょっぱいプリッツを一袋ずつ取り出して、今日はこれ食べよ!ってする。ちまちました動きで一袋ずつ丁寧に開ける時ですらにこにこ笑ってるでしょ旭ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!可愛いね!!!!!!!!!!!(クソでかい声)

陣平くんは甘いのが苦手だけど、どうにか一緒に食べる方法がないかなって考えた末に取り出して来たのが、萩原さんが置いて行ったウィスキー。高いやつって言ってたけど、飲んでも良いよって言われてたことも思い出したからグラスに氷をいれて陣平くんへパス。

「あのね、ウィスキーと一緒に食べる甘いものは美味しいって聞いたから…ちょっとだけ」

どんなことも陣平くんと一緒にしたい旭なことは当然お見通しなので、どうせそんなことだろーなと思ってたら案の定だし、だめ?って聞いてくるおねだり旭が可愛すぎて陣平くんの語彙が全力で死にました。甘いのはそんなに得意じゃないけど、旭のおねだりなら「得意じゃない」という概念すらねじ伏せる陣平くんの男前度とポンコツ度は表裏一体。

「いいぞ。ただ、旭が食わせてくれ」
「えっ!」
「だめか?」
「〜〜〜だめじゃない…」

陣平くんを殺すナチュラルおねだりをするくせに、陣平くんの確信犯おねだり攻撃には会心の一撃を食らってしまう旭ちゃんは顔を真っ赤にしながら陣平くん〜〜;;ってぐりぐりするんだろうね。俺だけの旭が世界一可愛い陣平くんは大変ご満悦です!!!!!!!!!はあーーーーーーーーーーーー可愛い!!!!!(崩れ落ちながら咽び泣く)

ウィスキーを一口飲んだ陣平くんの喉仏が嚥下に合わせて動く様子を見た旭は、ドキドキを抑えながら陣平くんの口元にチョコのポッキーを差し出すんだろうな。ほっぺが赤くなっている旭の表情がはちゃめちゃに可愛いと思ってしまう陣平くんは、旭と視線を絡ませたままゆっくりポッキーをかじっていく。ゆっくりゆっくりどんどん短くなっていくポッキーと、全く反らせない陣平くんの視線。最後の最後、恥ずかしさで爆発しそうになる旭がぎゅうっと目を閉じると持っていたポッキーがするっと抜かれて、指先にちゅってされちゃうだけでふにゃふにゃになっちゃう旭居るじゃん……。恥ずかしくてドキドキして、ちょっとだけ涙目になりながらやだやだ陣平くん好きって小さな声で言っちゃうし、そんな旭の声をちゃんと拾ってくれる陣平くんが可愛い可愛いして甘ったるい口のまま沢山ちゅーしちゃうぅ……。ポッキーの袋を持ったままの旭を膝の上に乗せて、ちゅっちゅした後になんか良い匂いだねえってあまーく笑うから飲んでみるか?ってウィスキーを与えるんだけど。お酒がそんなに得意じゃない旭は慣れないウィスキーの味と香りに「!?」なって苦い〜ってするのを喉奥で笑う陣平くん居ます。旭が持ってる袋からポッキーを一本抜いてさくっと音を立てながら一口含んだ陣平くん、ほらって言いながら旭にあまーいポッキーを口移しで食べさせてくれーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!あまい;;;;;甘ったるい;;;これ以上書くと軽率に旭を喘がせてしまいそうなので終わりにしておきます!!!!!!!!!

毎日がウルトラハッピーな陣平くんと旭可愛すぎるから私のために永遠にいちゃいちゃしてて欲しい…。旭にポッキーの箱を大量に渡して「わあー!こんなに沢山!?ありがとう〜!」ってにこにこされたいだけの人生だった……。



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