あれから、幸村先輩は私の頭を撫で、明日はよろしくね、と言ってからお母さんに挨拶してから帰って行った。








翌日。


私は5時に起きて、準備をしていた。


すると、私の長くない、むしろ短い準備のあとすぐ、幸村先輩が訪ねてきた。


…赤也と一緒に。


「みのりー!」


『わっ!?』


赤也にタックルされ(だきつかれ)る。


「…君たちはホントに仲良いんだね」


幸村先輩が笑う。


しかし、赤也の顔はひきつっていた。


『…赤也?』


「っあぁ!な、何でもねぇよ!」


『?』


「江藤さん、赤也のことはいいから、歩きながらマネージャーについて話そうか」


『はい!』


















歩きながらマネージャーについて詳しく聞いていた私。


Rは当然として、準R、平部員にまで手が回るかな…ううん、回るかな、じゃない、回らせなきゃいけないんだ。

わたしはマネージャーなんだから。


@gmail.comそう決意を新たにし、わたしは学校に向かった。


幸村side


江藤さんは何かかんがえてるようだったけど、自分の中で解決したのか、いい顔付きになった。


さっき赤也に聞いたんだけど、江藤さんはなんでもため込んじゃうタイプらしい。


だったら。

俺達が守って、気づいてあげないとね。


俺はフッと微笑んだ。






朝練へ

(頑張らなきゃ!)