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あの日サンソンからの提案を受けてから、彼は私の側に控えることが多くなった。私のわからないことやした方がいいことなんかをこまめに教えてくれている。私は思った以上に常識がないようで、そんな私にもサンソンは嫌な顔ひとつせず答えてくれる。また、食生活に関しては特に間違っていたようで、栄養素についてだとかを教えてくれた。生前医師として活動していた面もあるからなのか、丁寧に健康について教えてくれていて、非常に助かっている。
そうして近くにいる機会が増えたことで、彼との距離が近づいているのを実感していった。声色も優しくなり、たまにではあるが優しい表情を見せることもあり、嬉しくなったりして、魔力に関して悩んでいた気持ちが少しずつ晴れて行っている矢先。
ダヴィンチさん…ちゃん、から呼び出しがあった。

「そろそろ二人目のサーヴァント召喚をしてみてほしいんだけど、どうだい?」

今現在、サンソンがいれば私は満足だが、世界を救うとなれば話は別だ。サンソンだけでは力不足、という話ではなく、より強力な力はあればあるほどいい、ということだろう。さらっとだが立香くんはもう6人召喚しているしね、と言ったのを聞き、力の差を感じて気分が沈んでしまった。甘えているのだ、と実家で言われた言葉が頭をよぎる。

「…やります。二人でも、三人でも」
「お、いいねえ。調子がいいのかな?数値的にも安定しているし、できる限りやってみようか」
「はい。やります」

そう言って、拳を握りしめた。

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