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突然の声に驚き、声が聞こえた方に目を向けると、目の前の男の子が自分よりも先に「うわ」と声をあげた。

「ダヴィンチちゃん!いきなり入って来くからびっくりしたよ。ノックぐらいしてよね!」
「あはは、ごめんよ。でもしっかり説明をしておかないとね」

そういってダヴィンチちゃん、と呼ばれた女性はは今の私の状態を詳しく説明してくれた。わかりやすくまとめると…さっきの男の子が言った通り魔力がほぼないこと、1日経てばそこそこ回復はするということ。
しかし、以前と同じ魔力量に戻る望みはかなり薄いと言うこと。

「…本当に戻らないんですか?」
「こればっかりは天才の私もどうにもできないかな。時間をかけて研究も重ねれば何か方法が見つかるかもしれないけど、今すぐには無理だろう」
「…そうですか……」

以前の自分と変わってしまうと言う事実にどうなってしまったのか、どうなってしまうのか、とてつもない不安にかられる。
ふと過去の出来事を思い出す。自分の長所は魔力量が多いところだけだ、と昔から言われていた私には、苦しすぎる現実だった…
体のどことも言えない場所がぎゅうと締められるような感覚がした。

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