「頼みたいこと…?」
「ああ、立香くんは少し席を外してもらえるかな?」
「わかった」
隣にいた男の子が立ち上がり廊下へ出て行くのを眺めながめながら今の自分にできることなんてあるのだろうか、と考える。そんな私を見ながら真剣な眼差しでこちらを眺めながらダヴィンチさんがベッドへ腰掛ける。
「今とても混乱しているし明日からどうしたら良いかもわからない状態だと思うんだけど、提案がある。今世界は異変が起きこのまま崩壊する危機的状況にある。これから立香くんは様々な場所へ向かいその崩壊を止めるため特異点を修正する。そして世界を救う」
「世界を…」
「そうだ。大それた話だが事実だ。そこでだ。君にもそれを手伝ってほしい!マスターとなりサーヴァントを使役し、世界を救ってほしいんだ」
大きく手を広げ、仰々しく告げた彼女は、どこか別の世界にいるように見えた。