小屋

好き勝手に書き散らす自由帳
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2020/05/28 22:47

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ちょっとずつでも毎日書いて一話書き上げよう企画
マジカメはアプリ名てきなものだと思っているのだけどスマホはスマホでいいんだろうか



アニーの暮らすキャンピングカーにはメールボックスが存在する。
去年までは無かったものだ。今まで不便は感じていなかったし、特に必要性も無かった。ここ最近増えてきた連絡をとりたい相手、というものとは同じく最近手に入れたスマホで充分事足りている。そもそも一般論として、電子でのやりとりが主流になってきたこの世の中で郵便というものの需要は少なくなってきているだろう。
新聞もとっていない。まずアニーは定住していないから住所というものが無い。最近はこの学園に入り浸ってはいるけれど。
それじゃあ何故わざわざ取り付けたのかというと、単純に面白そうだと思ったからだ。朝起きてメールボックスから新聞を取り出す、というよくあるらしい風景を欠片でも味わってみたいという興味。しかしながらもう一度いうが新聞はとっていない。
メールボックスを取り付ける傍ら、ふーん、と興味なさそうに相槌をうっていたラギーは、記念すべき一通目の手紙をいれてくれた。数を増やしていっているそれはお気に入りの箱に大切にしまってある。
今では学園の生徒から感想だとかリクエストだとかが入っていることもあり、このメールボックスをアニーは中々に気に入っていた。
濃いめのミルクティーを一口飲んで息をつく。早朝の空気は澄んでいて、まだ人の気配が少ない。
パジャマにカーディガンを引っ掛けメールボックスを覗いたアニーは、中の封筒を取り出すとティーカップと共にテーブルに置いた。朝ご飯はスコーンにでもしよう。この間ドライフルーツをたくさん貰ったからそれを入れて。
Category : ツイステ
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