「希子せんぱーい!」
「あれ、緑川」
「それ!」
「どれ?」
「緑川って!名前で呼んでよ、オレたちの仲じゃん!」
「拘る性格だったっけ?公平たちだって緑川のこと名字呼びじゃん」
「いずみん先輩たちはいいんだよ。でもやっぱ女の子からは名前で呼ばれたいじゃん」
「うわぁいつの間にそんなマセたこと言う子になったの…」
「だめ?」
「駄目じゃないけど違和感ない?私もう緑川で慣れちゃった」
「でもオレは名前で呼ばれたい。とりまる先輩とか遊真先輩は名前呼びなのに!」
「京介は京介だし遊真は遊真でいいよって言うから」
「駿でいいよ!」
「だが断る」
「なんで!?」
「や、なんか面白いから。ほんとどうしたの今日」
「だってー…」
「だって?」
『緑川お前希子から未だに名字呼びされてんのwwwウケるwwwあいつ特別可愛がる後輩は名前で呼んでんだぜざまぁwww』
「ってよねやん先輩が」
「どこから突っ込めばいいのか分かんないけどとりあえず後で陽介は殴っとくね」
「ねーねーオレも可愛い後輩でしょー?」
「むしろ私の愛が名前で呼ばないと伝わらないことにびっくりなんだけど」
「!!」
「もー可愛いなぁ駿は」
「!!!」

20160511