「お前昨日太刀川さんたちの飲み会についてったってマジ?」
「まじ」
「うわー、さすが。ちなみにメンバーは」
「太刀川さん、風間さん、諏訪さん。二宮さんはとても嫌そうな顔して立ち去った」
「だろうな」
「風間さん意外と弱いしね、常識人が苦労するの目に見えてるもん」
「よくそこに混ざって無事だったな。太刀川さん今日死んでっけど」
「太刀川さんが死んでるのはいつもじゃない?」
「確かに」
「諏訪さんなんだかんだ面倒見いいから私からお酒遠ざけてくれるし。ちゃんと生還したし罪も犯してないよ」
「でも太刀川さんは飲ませようとしてくんだろ?」
「ウーロン茶ロックで乗り切った」
「は?」
「ウーロン茶ロックっていうと誤魔化されるんだよあの人。最近気付いた」
「馬鹿だ…」
「ねー」
「なになにーなんの話ー?」
「今日の太刀川さんの死因」
「あーあれねぇ。ちょっと邪魔だからソファから退いてほしいんだけど」
「柚宇さん今度ご飯行こー?最近行ってなくて寂しい」
「あ、おれも!高校生会しようよ」
「いーねぇ!いつ空いてるー?」
「焼肉行きたい」
「そういえばもうすぐ29日じゃん、あの店割引デーだよ」
「おい、そこの高校生たち…」
「うっわすげぇ声」
「どうしたのー?」
「水…」
「はいはい、今希子が取りに行きましたから」
「仕事早いねぇ」
「頭いてぇ」
「希子は元気ですよ」
「あいつあんなに飲んでたのにな…やっぱすげぇ奴だな…」
「駄目だこの人気付いてない」
「どーいうこと?」
「太刀川さんが酒飲ませようとしてくるんで、ウーロン茶ロックで乗り切ったんだって」
「それは希子が賢いのかねー、太刀川さんがお馬鹿なのかねー」
「ところでさっきからノックうるせぇんだけど」
「音が頭に響く…」
「閉め出されてんの唯我?なんで?」
「希子に宿題みてもらってたらどちらが年上か分かりませんねぇとか馬鹿にしてきたから」
「あぁ…」
20160503