Beitとコミュ障新人P

どうしてこうなったのだろう。目の前の3人の王子の眩しさに当てられ目眩がしてきた。
自分でもなぜこうなったのか、全く理解出来ていないが、金髪のいかにも王子といった風貌の美少年が元気に嫌な空気を壊してくれた。

「ボク、ピエール!カエルの国からきた、王子様!お姉さん、誰?」
「…え、と…本日からみなさんのプロデュースをさせて頂く苗字名前、です」
「プロデューサーさん!よろしく!」

太陽のように無垢で眩しい笑顔を向けられて、思わず顔が引き攣ってしまう。
確信を持って言える。私とこの3人、どう考えても相性が悪い。社長は何を考えているんだ。

「鷹城恭二。よろしく」
「俺は渡辺みのり。よろしくね、プロデューサー」
「はは…よろしくお願いシマス……」

アイドルオーラがキラキラと眩しい3人から目を逸らす。
これから先上手くやっていけるか不安を感じているプロデューサーだったが、紆余曲折を経てなんだかんだ仲が深まるのはまた別のお話。