7つ。
7つのニンゲンのタマシイ…
それが手に入れば
アズゴア王は神となる。
6つ。
我らがこれまでに集めたタマシイは6つ。
そう…
きさまで7つめだ。
きさまのタマシイが手に入れば
全てが変わる。
だがその前に
ここまでたどり着いた者には必ず…
われわれモンスターの悲劇について
語り聞かせるのがしきたりだ…
…その発端は遠い昔…

…と思ったが…
ええい、めんどくさいっ!
時間のムダだッ!
どうせきさまは死ぬのだッ!
ぬああああああああああ!

○不殺
おい、きさま!
貴様がいる限り
モンスターには夢も希望もない!
アルフィーに借りた歴史書に描かれるニンゲンは勇敢だ。
巨大なロボット…可憐な乙女剣士達…
だが貴様は…
ただの腰抜け!
あの子どもを利用して
逃げようとするとはな!
加えてその腑抜けた偽善にもヘドが出る!
ちょっと他人に優しくした程度で善人ぶるな!
みなを喜ばせたければ…
まずは貴様が死ぬことだ!
そうともニンゲン!
貴様は存在事態が罪なのだ!
貴様さえいなければ我々は自由になれるのだ!
今モンスター達全員の胸が高鳴っている!
みなこの瞬間を待ちわびていたのだ!
その希望には一点の曇りもない。
みなの心が一つになれば
負けることなどありはしない!
ニンゲンよ、覚悟しろ!
貴様の企みもここまでだ。
モンスターのケツイの強さ…
思い知らせてやる!
腹を括ったら前へ進み出ろ!
ククククク…!

○1匹以上殺害
おい、きさま!
きさまがいる限り我々には夢も希望もない!
アルフィーにかりた歴史書に描かれるニンゲンは優しかった…
だが、きさまは…

冷酷な悪党以外の何者でもない!
この世界をうろつき目に入った者は見境なく殺す…
正当防衛だと?
笑わせるな…
きさまは決してやむにやまれず殺したわけではない。
「容易く殺せるから」
それだけの理由で…
戯れに罪なき者達を殺したのだ。
それを知った時の私の心のいたみ
きさまに分かるか…?
家族が永遠に帰らない…
そう悟った者の気持ちが
貴様に分かるか?
だが…
きさまの悪事もここまでだ!
これ以上は誰も殺させない!
正義の勇者がすべて阻止してやるッ!
きさまの手にかかり
苦しみ死んでいった者達…
貴様に打ち砕かれ
塵となった夢と希望…
このヤリで…
わたしが仇をうってやる!
ぬあああああ!
モンスターのケツイの強さ…
今思い知らせてやるぞ!
さあ、前へ進み出ろ!
きさまは終わりだ!
覚悟ができたか…!
もう逃がしはしない!
きさまは終わりだッ!!

○戦闘画面
勝負だ!
みどりの間は逃げられないぞ!
キケンを正面で受け止める根性がなければ…
おまえに勝ち目はない!
(アンダインは胸の前で拳を握り、かぶりをふった。)
なかなかやるな!
ではこれをくらってみろ!
(アンダインは指でノドを掻き切る仕草をした。)
われわれモンスターは長きに渡り
ハッピーエンドを夢見てきた…
(アンダインは含み笑いを浮かべている。)
ようやく…
太陽の光を浴びることができる…
あと少しなのだ…!
(アンダインはヒーローのように空を指さした。)
ここまできて希望を奪われてなるものか!
(アンダインは仲間のことをおもい拳を地面に叩きつけた。)
ぬあああ!
あそびはここまでだ!
(アンダインは巨大な岩にスープレックスをきめた。
とくに意味はないようだ。)
「みのがす」だと!?
ハッ!
きさまが私を逃がそうとは片腹痛い!
(アンダインはじれったそうにとびはねた。)
仮に私がここで貴様を見逃したとしても…
(アンダインはじれったそうにヤリを握り直した。)
アズゴア王に倒せなかったニンゲンはいない!
つまりここでわたしに大人しく殺されるのがきさまのためなのだ!

分かったら大人しくここで滅ぶがいい!
(スシのニオイがする。)
ニンゲンは一体なにでできているのだ!?
普通ならとっくに死んでいるはずだ…!
ニンゲンのケツイは強いと
アルフィーは言っていたが…
(アンダインは威圧するように見下ろしている。)
フン…
なるほどそういうことか…!
だがわたしも負けてはいない!
わたしのケツイで…
おわらせてやるッ!
…今すぐに!
…これで…

…おわりだ!
ハ…
ハハ…
ぬあああ!
死ね!さっさとしねぇぇ!
きさまに情けをかけられる筋合いはないッ!
(アンダインは息が苦しそうだ。)
わたしはたたかうことをやめない!
ぜったいにッ!
(アンダインはキョロキョロした。「これって、ドッキリ…?」)
わたしから逃げられると思うな!
アンダインはめをヒクヒクさせている。

○ミネラルウォーター
よろいが…アツい…
でも…諦める…わけには…
(干からびかけている。)

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