学アリ×復活(狩人) 10
「ツナ、ルート確認しときたいから、日曜日で悪いけど、学校まで案内してくれる?」
其れを聞いて##NAME2##共が抜け駆け禁止だのなんだの煩くって、挙句の果てには全員で行こうと発言された。
しかし、ゴミゴミしてるのは嫌だから却下して、エスプレッソを奢る代わりに、リボーンに案内して貰った。
「此処が並盛中学校か…小さいね。」
アリス学園と比べると、並盛は凄く小じんまりとして居た。
「大抵の学校はこんなモンだぞ。並みだ。」
「へぇ〜」
校舎を見上げて居た目線を戻し、今度は目の前にある校門に目を向ける。
ポテポテと気だるい足取りで、門へと近付き、片手を伸ばす。
「君、其処は関係者以外立ち入り禁止だよ。」
「!」
不意に横から声を掛けられた。
其方(ソチラ)を振り向けば、学ランを羽織った、大変イケメンな男子が居た。
「…………。」
「…ねぇ、聞いてるかい?」
「あ、はい。」
あまりのイケメンさに少し見入ってしまった。
「並中に何か用?」
「………下見?ですかね。」
「下見?」
「ちゃおっす、雲雀」
「やぁ、赤ん坊」
「知り合い?リボーン」
「まぁな。雲雀、こいつが明日から並中に転入する奴だ。」
「ふーん。ルート確認?感心だね。」
「別に。自分の為です。恥を掻かない為の。」
「そぅ。で、見た感想は?」
「…随分、無防備な学校ですね。」
「は?」
「いえ、オブラートに包んで言ったら、開放的と言うべきでしょうか。」
塀の上に、監視カメラは無いし、手を伸ばして確認をしても、結界らしき物も何も無い。
「そんな感想は、初めて言われたよ。」
「クスクス、此れじゃぁ、不法侵入もサボりの早退も、し放題ですね。」
「確かに、君の言う通りかもしれないけど、其処まで心配する必要は無いよ。此処には、風紀委員が居るからね。」
「只の委員会じゃないですか。」
「只の委員会じゃないぞ。風紀委員は並中だけでなく、此の並盛町を取り仕切る組織だ。」
「…壮大ナ委員会ダネ。」
「序でに、雲雀は並盛町一帯の頂点に立ち、裏社会も牛耳る最強の不良だぞ。」
「中々、濃い設定の人物(キャラ)だね。」
「其れじゃぁ、詳しいんだ。此処の事。」
「自他共に認める、愛校心ナンバーワンだぞ。」
「そっか…雲雀さん?でしたっけ」
「何?」
「此処に通う、一生徒として、お聞きしたい事があるのですが、宜しいでしょうか?」
「(…一生徒。。。)…良いよ。」
「此の学校は、好きですか?」
「愚門だね。僕以上に並中を想ってる奴なんて居ないよ。」
「じゃぁ、楽しいですか?」
「退屈は早々しないかな。」
「へぇ…意外です。」
「何が?」
「どっちかって言うと、規則だの校則だの、窮屈さを嫌うタイプに見えたので。」
「規則や校則は、風紀を正す為にも必要不可欠な物だからね。」
「ふふ、そうですか。」
「それに此処では、僕がルールだ。」
「……プッ!結局、自由人じゃないですか(笑)しかも俺様w」
御腹を抱え、身体を少し≪く≫の字に折り曲げて笑い出す。
「文句があるのかい?」
「文句も不満も今の所、有りませんよ。只、面白可笑しいと思っただけです。」
「君、強いの?」
「?。どの種類の強さですか?」
「普通に戦闘能力だよ」
「肉体面はてんで」
「弱い草食動物は要らない」
「ただ、能力値は星階級でスペシャルですよ」
「能力?星階級?」
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解せぬ花