シンデレラ
配役
シンデレラ→まる子
魔法使い→野口さん
継母→みぎわさん
いじわる姉妹
姉→前田(ひろみ)さん
妹→冬田(美鈴)さん
王子→花輪君
じいや→ヒデじい
肉屋の青年→大野君
むかしむかしあるところに、まる子という女の子がいました。
まる子の家には、血のつながった父と継母とその姉妹の5人で暮らしていましたが、
1年前に父が亡くなり、それからは血のつながっていないのを理由にまる子は、継母家族に毎日いじめられていました。
みぎわ母「まる子!ちゃんとこの量で料理つくんなさいよ!」
まる子「はい…」
(こんなもんかな)
みぎわ母「なんなの、この計りかたはっ!!ちゃんとメモリきっちり見るのよ!」
ボソッ
まる子「計り直すんなら最初から自分でやればいいのに…」
みぎわ母「なんか言ったっ??」
ビクッ
まる子「いや…別に」
(相変わらずこわい人だね)
前田姉「まる子!!どこよー??」
まる子「はいはい今行きますよー」
前田姉への方へ向かう
まる子「はいはい、なんでございましょう」
前田姉「あんたねぇー!!ちゃんとあたしの部屋掃除した??ここにまだホコリ残ってるよ」
ボソッ
まる子「少しだけじゃん」
前田姉「あぁん?なんか言った?とにかく、全部のホコリとるまで、一歩も部屋からださないよっフンッ!」
まる子「はい…」
(トホホ…)
まる子
「ふぅーやっと終わった」
冬田妹「まる子ー?どこにいるの?」
まる子「ああん、もうここの家は人使いが荒いね!
はい、今いきまーす」
次は冬田妹の方へ
冬田妹「まる子ー、昨日髪型寝る前に、真っ直ぐにしてって、言ったのに、またクルクルになってるじゃないっ!今すぐまた直してちょうだいっ!」
まる子(こりゃー天パだもんやってもきりないのに…とりあえず言うとおりにしておくか…)
「はい…」
なんとかパーマ液を利用して真っ直ぐにする事を成功させた一週間はもつだろう。
こんな調子で毎日みんなにコキを使われ、いじめられていた。
まる子「はぁーもうクタクタだよ」
みぎわ母「まる子ー昼ご飯の用意してちょうだいっ!」
まる子「はいはい今行きますよーっと。あ゛ーつかれる。」
なんとか昼ご飯の用意も終わり食事中。
みぎわ母「ひろみ(前田さん)、美鈴(冬田さん)、お城から舞踏会の招待状が届いたわよ!今日の夕方にやるみたいよ」
前田姉「えっ本当!?」
冬田妹「ステキ」
みぎわ母「その時に花嫁も募集するんですってーあぁーお城の生活なんて憧れるわん。ここの王子様もタイプなのよねん」
冬田妹「えっ?まさか、お母様も花嫁候補に応募するのかしら??」
みぎわ母「もちろんよっ!あなた達も王子様に気に入られるようにがんばるのよっ!
後、舞踏会のイベントで桜田淳子が来るみたいよ」
前田姉「えっ、淳子がー!?プレゼント持ってかなきゃ♪ごちそうもでるし、楽しみ☆」
ピクッ
まる子「ごちそう…」
(えぇーごちそうまる子も食べたいよう)
まる子「ねえーお母様、まる子も舞踏会に行きたいです」
みぎわ母「ダメよ!あなた、そんな汚い服で舞踏会に行く気?」
冬田妹「本当ずーずーしいわね」
前田姉「無理だね!あきらめなっ」
まる子「はい…」
(フンだ…なんかいい方法ないもんかね)
まる子は落ち込みながら、家の片付けをしていた。
まる子「あーあもう夕方かもう少しでみんなは舞踏会か…」
それから色々用意も手伝わされ…
みぎわ母「まる子!私達は舞踏会に行ってきますから、しっかりお留守番してるのよっ」
前田姉「じゅんこー…」
冬田妹「じゃーね」
パタパタ。バタン。
まる子「あーやっとうるさいのがいなくなったね…さぁー誰もいないしお風呂でもゆっくり入りますか。」
まる子は、井戸へ水を汲みに行ったその時だった。
ボンっ
いきなり人が現れた。
まる子「わっ!びっくりしたっ!」
野口魔法使い「クックックッ
まる子「あんただれ?」」
野口魔法使い「言えやしない…言えやしないよ…クックックッ」
まる子「言えないってなにしにきたのさ?」
野口魔法使い
「あんたには、いつもおもしろいもの見せてもらってるからね…特にあの継母家族の行動…ククク…
そのお礼だよ…あんたを舞踏会に行かせてあげるよ…」
まる子「本当?やったぁ!!でもこの服装じゃ…」
野口魔法使い
「そーれ…」
みるみる服装と髪型がキレイに。服はドレスに靴なんてガラスのハイヒールだ!
井戸水に写る自分の姿にびっくりするまる子。
まる子「わぁー!自分じゃないみたい…これなら舞踏会に行っても大丈夫だね」
野口魔法使い
「どうやら気に入ったようだね…」
まる子「舞踏会までに行く乗り物とかも用意してくれないの!?」
野口魔法使い
「ダメだね、あとは自分でなんとかするんだね」
ガーン
まる子「えぇー…」
野口魔法使い
「あと時計の針が12時を指す前に帰んないとダメだよ…」
まる子「なんでー?」
野口魔法使い
「…知ーらない、知ーらない…クックックッ…」
まる子「うっ…やばいもうこんな時間…行かないと。ありがとう魔法使いさん」
まる子は自力で舞踏会へ急いだ。ご馳走のため…いや自分の幸せを掴むため
野口魔法使い
「言えやしない…言えやしないよ…12時が過ぎたら魔法がとけてしまうなんてクックックッ」
歩くこと30分やっとお城につく
まる子「あ゛ーやっとついたー!ヒールは慣れてないから大変だよ」
ワクワク
お城の扉を開けると
まる子「えっ!すごい」
もちろんお城の中もすごいが、王子の花嫁希望者がたくさん来ていた。
花輪王子「ヘーイ。レディーたち。今日はオールナイトで思う存分楽しんでくれたまえ」
みぎわ母「やーん王子様、ス、テ、キ♪こっち向いてー!!」
その中には、もちろん継母家族もまじっていた。
まる子「ああーあんまり関わりたくないなぁーあっち行こう。それよりご馳走、ご馳走」
まる子は花嫁候補なんて全く興味がなく、ご馳走をたくさん食べていた
まる子「あーあタッパー持ってくれば良かったな」
花輪王子「ヘーイそこのレディー、楽しんでいるかい?」
まる子「うん、すっごい食べ物おいしい…!いいなあ王子様は毎日こんなおいしい料理食べれて」
花輪王子「なら君が僕の花嫁になってくれるかーい?君はなんだか、他のレディーと違うみたいでとても興味深いよ…」
その時だった
みぎわ母「あそこの女、王子様に話しかけられてるわよ!フンッあたしも負けられないわ」
みぎわ母「ねえんー王子様ー」
花輪王子「うっ。さっきから、熱心なマダム。ねえ君僕と一緒に踊らないかい?」
まる子「えぇー!?踊り方わかんないし、今足が…」
花輪王子「そう言わないで、僕がリードするから」
王子と一緒にダンスを踊ることになってしまった
花輪王子「中々いい感じだよ君とは、どうやら相性がいいみたいだ」
まる子「えへへ…そうかなあ」
でも慣れないヒールをはいてるせいか、靴ずれをおこしてしまっていた。
(痛っ!足痛い)
冬田妹「みてみてー王子様と誰か踊ってるわよ」
みぎわ母「キーくやしいっ!」
前田姉「なーんかあの女誰かに似てない?」
花輪王子
「君名前は…」
まる子
「あたしは…」
はっヤバいもう12時前だ
まる子
「さよならっ」
花輪王子
「あっ、君待ちたまえ!」
花輪王子はまる子を追いかける
ヒデじい「お坊ちゃま!外に出られては!困ります」
花輪王子「どうやら、彼女は帰ってしまったようだ……んっ!?これは??」
そのころ…まる子は、お城の近くを歩いていた。
まる子「あーあ12時になったら何起きると思ったら、もとに戻るのかー残念だよ。
しかもガラスの靴だけ残ったけど、走るのに必死で一足おいてきちゃったし。」
まる子は走ってお城の外へその時に、ガラスの靴が一つ脱げてしまったみたいだ。
まる子「はぁー王子様と踊ったのはびっくりだけど、足が痛い…これから30分歩くのか裸足で。
今日はいい日だったんだか、悪いのかわかんないね」
ヒョコヒョコゆっくりまる子が歩いてたその時だった。
青年「おいっ大丈夫か?」
一人の青年が話しかけてきた
こんな時間に歩いてる人なんてあんまりいないので、まる子は警戒しつつ訪ねてみた
まる子「あなたは、ここで何やってるの?」
青年「俺は、今、お城に食料を届けに行った帰りだ。
俺の家、肉屋なんだ。
今日の舞踏会はオールナイトみたいだから、食料支給は3回目だったんだ。これでやっと終わったぜ」
どうやら悪い人ではなさそうだ。
まる子「へーそりゃ大変だったねえ、ご苦労様。お肉すごいおいしかったよ!」
青年「へーあんたも舞踏会行ってきたんだ?ってその格好でか!?」
まる子「いやーさっきまではドレス着てたんだけど、色々ありまして…ほらガラスの靴…」
青年「その靴は立派だよな…ってそれより、足、大丈夫か?」
まる子「履き慣れないヒール履いたら、靴擦れ起こしちゃって」
青年「帰る方向は?」
まる子「あっちの東の方だけど…」
青年「乗れよっ!」
彼は背中を差し出した
まる子「いや…悪いよ、初対面なのに」
青年「あんただって足ケガしてるだろ」
まる子「あたし、まる子っていうんだ」
青年「ああ…まる子だって女なんだから、夜道一人じゃ危ねえし。」
まる子「うん、じゃあわかったよ…お願いしまーす」
彼にオンブをしてもらい送っていってもらう事に
まる子「あなたの名前は?」
青年「俺はけんいちって言うんだ」
まる子「じゃーまる子も、呼び捨てでけんいちって呼ぶ」
けんいち「ああ…まる子も花嫁候補で行ったのか?」
まる子「まっさかーごちそう目当てに…
まる子普段、継母家族の世話ばかりして、おいしい物食べれないし、贅沢したいなと思って。服だって、ボロボロだし…
まあー王子の花嫁になれば贅沢できるかもしれないけど…興味ない」
けんいち「ははっあんた、おもしろいなっ!普通なら、王子と結婚すれば、贅沢できるって言って喜ぶんだけどな。
家では色々大変なんだな。」
まる子「まる子には夢があるから」
けんいち「そっか…」
彼と話しているうちに、あっという間に家に着いた。
私は嬉しかった。
送ってくれたのも嬉しかったけど、まともに私の話を、真面目に聞いてくれる人なんていなかったからだ。
少し別れるのが名残惜しい…
けんいち「じゃあー俺はここで…」
まる子「待って!送ってくれたお礼に、うちでご飯食べていかない?」
けんいち「でも、いいのか?こんな遅くに」
まる子「うん、舞踏会にみんな行ってるから」
けんいち「じゃーごちそうになるか」
やったぁ!これでお礼ができる。
まる子「今、作るから待っててー」
私はシチューを作ることにした。
けんいち「ここ立派な家なのに、まる子だけこんな目に合って辛くないか?」
まる子「辛いけど、しょうがないんだ。一人暮らしするお金ないし、そんなことしても継母が許してくれないよ」
けんいち「俺が言ってやろうか?」
まる子「ああー無駄無駄、すっごい怖いんだから、ここの家族」
けんいち「………」
まる子「よしっ!できたっはい、どーぞ」
けんいちにシチューを持って渡した
けんいち「頂きます……んっ!?」
まる子「どう??」
けんいち「すげーうまいっ!やべぇ、こんなの初めて食べた」
まる子「へへっ!実は料理には自信があるんだ☆継母たちに家事ばかり、やらされてたら。腕があがって」
けんいち「いやーほんと、うまい。うちの肉で作ったら、もっとうまいぜ」
まる子「だよねっ舞踏会で食べた時おいしかったもん。さっき、まる子には、夢があるって言ったでしょ?」
けんいち「ああ」
まる子「料理屋を出すことなんだ。」
けんいち「!?」
まる子「まる子の料理たくさん、いろんな人に食べてもらいたい。まる子みたいな、貧しい人にも差別なく」
けんいち「同じ…」
まる子「えっ?」
けんいち「俺もいろんな人に、もっとうちの肉食わせたくて、料理屋出したいと思ってた。
びっくりだなーこういう事ってあるんだな」
まる子「えー本当!?そりゃーびっくりだね!うんでも、絶対けんいちの家の肉なら、料理屋のメインディッシュになるよ!」
けんいち「まる子も、料理うめぇから、ずっと家にいるのもったいねえな…なあ、良かったら、肉屋で働かね?」
まる子「えっ?」
けんいち「こんな家さっさと出て、肉屋で働きながら金貯めればいいだろ?」
まる子「嬉しい!けど継母が許してくれないよ」
けんいち「じゃーだまって逃げちゃおうぜ!」
ドキドキ
まる子「でも…」
その時だった…外の遠くから声が聞こえる
みぎわ母「なんか、花嫁が決まったみたいで、早く帰されちゃったわね」
冬田妹「私かしら」
前田姉「いーやあたしだねっ」
冬田妹「なんですってー」
みぎわ母「2人ともおやめなさいっ!私に決まってるでしょ。ふんっ」
まる子「ヤバい継母達帰ってきちゃった。見つかる前に裏口から出て!早くっ!」
こっそり、けんいちを裏へと送り出す
すると…けんいちが。
けんいち「今ならまだ間に合うさぁー行こうぜ」
手を差し伸べている
行きたい…こんな生活から逃げ出せたら、どんなに良いことか…
私は深呼吸をして吐き出した
まる子「ごめん…やっぱり行けない」
けんいち「なんで!?」
まる子「今逃げたら、一生あの人たちに、追いかけられてビクビクして暮らさなきゃ行けないから」
けんいち「俺がなんとかしてやるよっ!」
まる子「でも、ダメなの。ちゃんと、ケジメつけないとまる子嫌なんだ。」
けんいち「そうか…」
けんいちの差し伸べた手はゆっくり下がっていった。
みぎわ母「まる子??まだ起きていたのー?どこにいるのー?」
まる子「ヤバい…もう行かなきゃ。ここでお別れだね。話聞いてくれたり、送ってくれたりしてありがとう。嬉しかったよ」
けんいち「俺も…シチューうまかったし…楽しかった。
もし…もしも、家から出ていけたら、うちに来いよ…東の街の時計塔がある、肉屋だから。すぐわかると思う。
まる子「うん、ありがとう」
けんいち「なあ、またシチュー作ってくれるよな?」
まる子「うん、約束するよ!」
みぎわ母「まる子ー?返事もしないなんて、生意気だわっ!どこにいるのかしら」
けんいち「もう行った方が良さそうだな。じゃーな、またな」
まる子「またね…」
けんいちと過ごした時間はわずかだったけど、彼の励ましてくれる言葉が嬉しかった。
彼について行けば幸せになれるかもしれない。
でも、まる子は、彼に迷惑をかけるわけには、いかないと思ったのだ。
みぎわ母「まる子!こんなとこで何してるのよ?さっさと、早くお風呂の用意してちょうだいっ」
まる子「わかりました…お母様」
まる子にとって本当に魔法が溶けたのは、12時ではなくて、けんいちと過ごした時間。夜明け前だったみたいだ。
継母家族の世話が終わり
まる子もお風呂に入った後、疲れがたまっていたせいか、すぐに眠りについてしまった。
しかし、朝はすぐきてしまった。
また朝食の用意するのに、疲れもとれないまま起床した。
普通通り朝食の用意をしていたら…
玄関の方が騒がしい…
まる子は、見つからないようにひょっこり顔をだす。
冬田妹「聞いたー?このガラスの靴のサイズがぴったり合えば、王子様の花嫁になれるんですってよー」
前田姉「本当ー?王子なんて興味ないけど、玉の輿になるわねー履いてみよう」
えっ、あのガラスの靴。昨日まる子履いてたヒール。
ガサゴソ
もう、片方のガラスの靴を出してきて、照らし合わせてみる。
やっぱり間違いない!!
っていう事は…まる子が花嫁になれるの!?ええ〜!?
まる子はかなり戸惑った。
王子様と結婚すれば、今の貧しい生活から解放されて幸せになるかもしれないけど。
私の心の中には…
(けんいち「なあ、またシチュー作ってくれるよな?」)
まる子は、けんいちの言葉を思い出していた。
そんな事を考えていると
みぎわ母「うーん。朝から騒がしいわねぇー。」
継母が起きてきた。
まる子「おはようございます…」
……あっ!そうだいいこと思いついた☆
みぎわ母「ん?なんで朝からお城の方々が見えてるのかしら?」
まる子「あのガラスの靴を履いて、はまれば、王子様の花嫁になれるんです。」
みぎわ母「なんですってー!?私も早速…!?ふがふが」
まる子は、玄関の方に行かせないように、継母を体をはって引き止めた
みぎわ母「まる子、あなた私に何してるかわかってるの!?」
まる子「シーっお母様、そこでお願いがあるのです。実は私があのガラスの靴の持ち主なんです」
みぎわ母「何をでたらめな事言ってるのよ!嘘ついても無駄よ!」
まる子「見て下さい!このガラスの靴。あれとまるっきり同じです」
みぎわ母「!?でも、はけなかったら…」
まる子が、自分の持ってた靴を履いてみせた。ピッタリだった。
みぎわ母「〜〜!?」
継母はビックリして、声も出せないようだ。
まる子「どうやら、信じてもらえたみたいですね!
そこで、お願いがあるのです。
お母様に、この靴差し上げます…」
みぎわ母「え!?」
まる子「なので、ガラスの靴の持ち主になってほしいのです。簡単に言うと、王子様の花嫁になってください」
みぎわ母「!?」
まる子「そのかわり、お願いします!私を自由にしてください!」
まる子は、一生懸命、継母に頭を下げた。
ダメだろうなー交換条件なんて。
長い沈黙が続いた後、継母が口をひらいた
みぎわ母「いいわよ」
まる子「えっ?」
みぎわ母「まる子を自由にしてあげるわ。
ふんっ、あなたも変わってるわね王子様の花嫁になれるチャンスだったのに…」
まる子「いいんです!私には…」
待っててくれてる人がいるから。
まる子「…とにかく、無理なお願い聞いて頂きありがとうございました!
私がいたら、靴履く順番が来るので、裏口から出て行きますね。」
みぎわ母「ちょっと待ちなさいよ!これ持っていきなさい。」
継母から、ここの家で、一番高い宝石を手渡された。
まる子「お母様…」
みぎわ母「これから私は、王女になるんだから、こんなちっぽけな宝石いらないわ。
売れば、何年かは暮らしていけるでしょ。ふんっ」
意外な行動に、私はビックリして、少し胸が熱くなった。
まる子「今まで、本当にお世話になりましたっ!」
隣からお城の者がやってきそうだ
ヒデじい「隣の部屋にもいるのですか?では行きますか」
時間がない
まる子「さようなら」
まる子は裏口から、こっそり出て行った。
これでやっと自由だ!!
まる子は、すがすがしい気分で、向かう。もちろん行き先は…
そのころ継母宅では…
ガラスの靴に無理やり足を突っ込んだ、継母が、お城の者が来るのを待ちスタンバイしていた。
ヒデじい「おおっ!これはまさにっ!?」
みぎわ母「そうなんです。私このガラスの靴、脱げちゃって探してたんですぅー
もう片方のガラスの靴を持っているし、ほら足にはまってるでしょー??」
証拠も十分で、ガラスの靴も(無理やり)サイズが合ったので、継母は、王子様の花嫁になる事が決定になった。
ヒデじい「この者を馬車へお連れしなさい。すぐに王子様のもとへ」
前田姉「ま、まさか」
冬田妹「お母様だったとは…」
子供たちもあ然としている
そしてまる子は…
時計塔の前に着いていた。
まる子「うーんと肉屋は…あった!」
けんいちの肉屋へと向かい、扉をあける
けんいち「いらっしゃいませ」
まる子「鳥肉下さいな。」(なんちゃって)
けんいち「はい…〜〜???えっ!?お前なんでっ!?」
まる子「来ちゃった…へへっ」
けんいちがカウンターから出てくる
けんいち「来ちゃったって、家は大丈夫なのかっ?」
まる子「色々ありまして…後で話すよ。なので、今日からお世話になります。」
けんいち「良かったな!」
ガバッ
けんいちが抱きついてきた
まる子「うっ、あんまり強いと苦しいよ…」
けんいち「あっ思わず…嬉しくて悪い…」
彼は照れながら私を離した
けんいち「疲れただろ?中入れよ」
まる子「うん」
それからまる子は、肉屋を手伝うようになり、
継母からもらった宝石を売って、まる子とけんいちの夢だった念願の料理屋を出すことができた。
店は小さいが、中々繁盛して、まる子とけんいちも家庭を築き幸せいっぱいに暮らしましたとさ。
めでたし。めでたし。
※次におまけもあります
〜おまけ〜
そのころお城では…
ヒデじい「おぼっちゃま。花嫁を連れて参りました」
花輪王子「ヘーイ。また君に会えて光栄だよ…んっ?うっ…君は…」
みぎわ母「私もよ!王子様ー!また、王子様に会えるなんてぇーしかも花嫁なんてうれしいですわん」
花輪王子「ヒデじい…昨夜はこんなレディだったかい?」
ヒデじい「みぎわ様は確かに昨日おいでになってましたよ」
花輪王子「いや…そうじゃなくて…」
みぎわ母「もう、王子様ったら、昨日よりも私がキレイだからって照れてるのね」
ヒデじい「そうで、ございましたかっ!?
では、お邪魔なヒデは、さっさと席を、はずさせていただきます。ごゆっくり。」
花輪王子「違うんだヒデじい!待ってくれー!一人にしないでくれたまえー」
みぎわ母「ふふ、王子様ったら本当照、れ、屋、さん」
ゾォー
花輪「ヒデじいーカムバッーク!!」
それから
無事(?)花輪王子とみぎわ母も結ばれ、舞踏会で結婚式が開かれましたとさ
END
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