『SLOW FAKE?』
まる子「大野君ーどうしよう!?」
おっちょこちょいで
世話の焼けるヤツ。
大野「めんどくせー…しょうがねぇな」
でも、文句を言いながら世話を焼くヤツ。
お互い、どうみても“好き”で好意をもってやってるしか思えない。
でも、二人は決まってこういう。
まる子「あたしゃ、まだ愛だの恋だのよくわかんないねぇ〜」
大野
「俺は、まだ愛だの恋だのなんてものは興味ねぇな」
お互い、こんなに近くに本命がいるのに
杉山「はぁーお前らって…鈍いよな…」
大野「あ"っ?」
まる子「へっ?」
大まる「「一回くらいパスとれなかったくらいで文句…」」
大野「言うなよ」
まる子「言わなくたってさ…」
いや、今やってる、サッカーの授業の試合の事じゃねーし。
杉山「いや、まっ、いいや」
こういうことは、ヘタにおせっかいしないほうがよさそうだ。
杉山「なあ、穂波?」
たまえ「なーに?杉山君」
ヒソヒソ
杉山「大野とさくら、あいつら、お似合いだよな!」
ヒソヒソ
たまえ「えっ!杉山君も、そう思ってた?私もそう思うんだ〜」
ヒソヒソ
杉山「でも、あいつら鈍いよな〜」
ヒソヒソ
たまえ「そうかな〜?でも大丈夫だよ、あの二人なら」
まる子「ちょっと!杉山君サボッてないで敵からボール取り返してよー!」
杉山「おうっ!」
タッタッタッ
ヒソヒソ
まる子「もう、たまちゃんの事好きなのは、わかるけどさー杉山君いないと、大変なんだよ、大野君も、がんばってるんだからさー」
杉山「なっ…」
ポンッ
まる子「頼むよ!」
なんで知ってるんだあいつ?俺が穂波の事を好きだなんて。
タッタッタッ
大野「杉山いったぞー!」
杉山「おうっ!」
ドコッ
杉山「やべっ!はずした」
タッタッタッ
ヒソヒソ
大野「おいっ!杉山ー穂波観てるからって、かっこつけんなよなぁ」
杉山「はっ?」
大野まで…
大野「次、いいパスまわすから頼むぜ!」
まる子「あたしも、なるべく守るから!」
杉山「はっ、はは…お前ら、いつから俺が穂波の事を好きだって事気づいてた?」
大まる「「なにをいまさら」」
ガーン…
もしかして、一番鈍いのって…俺かよ…。
END
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