げん

△げん△
ひきこもりの男の子。
いつも家の中にいて、家族がいない間に家事をしている。
父親から譲り受けた画材で絵を描くこと(特に自然風景)が好きだが、長いこと暗いものばかりしか描いていない。
父も弟妹たちもげんに対しとても優しい。
げんの服用している薬は弟妹たちがかわりばんこに持ってきている。
摂食障害(拒食)。不眠症で自傷癖。
予定を聞いておかないと不安になる。
同性愛者でふじのぶのことが好き。
彼にはちょっぴり甘えることもできる。
いなくなるのが怖くてひっつきたがり。



Data
身長:180
体重:ガリガリ
年齢:19
誕生日:6月22日
血液型:A型
出身地:夕日の綺麗なところ
一人称:俺
二人称:名前、お前、(名前)さん

君は貧しい家庭の長男で、君の下には三人の弟と一人の妹がいた。
両親は、昔は仲睦まじかったかもしれない。けど、いつからだろう毎日喧嘩をするようになっていた。君は二人に笑っていて欲しくて一生懸命に仲を取り持とうとしていた。
そして弟妹たちを守っていた。
君が一二歳の誕生日を迎える少し前、深夜に母は家を出ていった。
それを見つけた君は母を追いかけた。呼んでも帰らぬ母に泣きながら必死に走った。
母の前に車が一台停まった。そこではじめて母は振り返った。そして君にこういった
「あなたがいい子にしていたら帰ってくるからね」と。
君はそれを信じて、心の支えにして、そして中学生になった。
君は恋をした。同性の友達だった。異性には芽生えない愛情に君は困惑し、「いい子に」「いい子に」と暗示をかけ心に蓋をした。
息苦しさを勉強にぶつけて、君は有名な進学校へ入学した。
そのすぐ後だ、君は両親が離婚したことを知った。
「いい子になれなかった自分のせいだ」
君の押しつぶしてきた心は、自責の念に囚われ覆われ悲しい姿に歪んでしまった。