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「ねひる、あなたを見ていると、なつかしい気持ちになるの」
故郷を亡くしたふたりの子は、黄昏色をした彼に言いました。
「私もですよ」
暮れ方の静けさを湛えた声で、彼は少し寂しそうに答えました。


ネフィル、ここ、ちこ

2018/05/26 おはなし 
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