界(カイ)
界と言うのは、その国の主、または偉い人たちがいる(わたし達で言うところの、皇居、宮殿、国家…そういった物のある)地域の総称。
国によって在り方は様々…
赤国の界は、国にそびえる大きな山の麓、主とその家族、役人たちの住まう屋敷と議事を執り行う施設がある。界と外との境界は曖昧で、広いひろい芝だけの空間もあり、そこは誰もが立ち入ることが可能で憩いの場となっている。

青国の界は、海の中にあり、仕組みは赤国と同様。しかし立ち入りは厳しく、強固な黒珊瑚と警備隊によって守られている。一般のひとびとは滅多と入ることはできない。また青国は、国外にも界と呼ぶ地域をもっている。それらは西の界、東の界、北の界と呼ばれ、回遊する民の本拠地であり、彼らの御守りとするものと青神が祀られている社が建っている。

緑国の界は、地下深く、議事堂と祈りの場(地の聖堂)、墓地がある。国主はその界の真上にいる(緑国の主は古い古い大樹。まだ二代目だが、歴史はとても長い)。

黄国の界は、今は赤国に面した海岸沿いにある。主の家族と役人たちの住まいがあるが、広場や図書館などの公共施設もあり、指定の場所以外は自由に行き来することが可能。黄国は赤国に倣っているところもあるが、赤国と比べとても緩い。(黄国の界はかつて北東の大陸の果にあった)

紫国の界は、国主になったものの屋敷のみ。世界で一番小さな界で、国の東側に面する砂浜一帯とそこにある大きな岩窟。立ち入りは厳しく、役人と許しを得たもののみ出入りが可能。

灰国は白と黒、2つの界がある。それぞれに主がおり、2つの界が助け合うように灰国を治めていた。白界と黒界の行き来は、他の色禁制の場であるためできず、文によるやり取りが主であった。