赤也の補習に付き添う
「あーかや!どう、調子は?」
「名前センパイ〜〜〜!」
「柳から聞いたよ?英語の小テストのやり直しなんだって?」
「そうなんス…また0点取っちゃって…」
「赤也らしいよね」
「も〜そんなこと言わないでくださいよぉ!これでもへこんでるんスよ〜」
「え、そうなの?」
「だって今日…久しぶりに部活オフで名前センパイと放課後デートする予定だったのに…」
「あー泣かない泣かない!また日を改めたらいいだけだよ」
「でも〜〜」
「ほら、逆にさ、今日この課題が早く終われば帰りにどこか寄る時間もできるでしょ?ね?」
「……!それもそっスね!!よーしちゃっちゃと終わらせるっスよー!!」
「よっ!やればできる子赤也!その調子〜!」
「ぬうぉおおお」
「……」(読書中)
「名前センパーイ…」
「ん?もう終わったの?」
「それは…、もうちょいなんスけど…」
「はは、がんばれ〜」
「センパイ…俺、早く名前センパイにふさわしい男になれるように頑張るっス…」
「急にどうしちゃったのさ」
「俺、センパイに迷惑かけてばっかりだから、いつか嫌われるんじゃないかって…幸村ぶちょーにも言われて…」
「幸村くん…完全に反応を楽しんでたな…」
「イヤっス!俺、ずっと名前センパイと一緒に居たいんス!だから勉強も…ニガテだけど頑張るんで、もうちょっと待っててくれないっスか?!」
「どんどん話が大きくなってるけど、私は離れていくつもりはないよ?赤也のこと大好きだし」
「…ホントに?」
「もちろん。でも、そうやって頑張ろうと思ってくれるなら、是非とも赤也が思う私にふさわしい男の人になってね」
「よっしゃー!絶対なってみせます!あ、もちろんテニスでもビッグになるっスよー!」
「意気込みは花丸!それじゃあ未来のビッグテニスプレーヤーの赤也くん、まずは”tennis”の綴りから覚えようか」
「りょうかいっス! tennis、tennis、tennis…」
「(微笑ましすぎる…)」