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更新履歴だったり、後書きのようなものだったり▽2024/08/26
ラストマイる
あっっっっっっっと言う間に8月も下旬に差し掛かり、楽しい人生の夏休みの時間も終わりが近づいてまいりました。更新強化月間と言いつつ全然上がらなかった今月。ごめんなさい。来月も引き続き夏のart祭りを開催します。そんなわけでお話の更新はすみません、来週以降お待ちください!
さて先週の金曜日は待ちに待ったラストマイル公開日!
みなさんもうご覧になられましたか?
私はアラター仲間かつソウルメイトのひふみさんにご一緒していただき、初回観てきました。ネタバレはさけたいのでストーリーについては何も書けませんが、大スクリーンに映る、すこし角の取れた中堂さんを観れて、誇張なしで生きててよかった……と思いました。
終わったあとに、映画についてあれこれ言い合いながら話すのも最高に楽しかったです。体験したものを同志の仲間とすぐに共有できる幸せ。
なんといっても、人によって心に刺さる部分が違うだろうなあ、と思うくらい、余すところなくあちこちに散りばめられたNOGIせんせーの脚本の宝物のようなシーンや言葉たち。ツカハラさんの、ダークながらも宝石のようにキラッと光る演出の数々。目の離せない2時間弱でした。
そんなわけでもう映画をご覧になった方、ここが好きだとかよかったとか、映画の中で一番心に残った部分があれば是非教えてください。
(私が心に残ったシーンは追記に書きますね)
そのほか、新規で動くなかどーさんや他キャラの萌え語りしたい方もぜひどしどしメールください。がっぷり受け止めます。
そして語り合いましょう。ええ。
とりあえず近日中にもう一回観てきます。
いざ、ラストマイラん!
(※以下の追記は映画のネタバレを大いに含みます。ご注意を)
※以下、フセッターで載せたラストマイルのネタバレ含む感想のようなものです。映画をご覧になってない方はご注意を!!!!!!
↓
↓いいですか?ネタバレ大丈夫ですか?
↓
これはふわっとした感想で考察でもなんでもないけれど、ラストマイルを観た時人間関係もそれぞれが(隠し)抱える想いもこんなにも入り組んだ、複雑な話を一つの物語として2時間弱で綺麗にまとめていて純粋にすごいなと思った。
どのシーンも込められた想いやメッセージが強くて選びきれないのだけれど、あえて個人的に印象的だったところを箇条書きかつ断片的に書き出していくと、
・孔に対して「私がどんな想いでここまで、っ!」と勢いづいたエレナの感情の揺れ
・ヤマサキの飛び降りるシーンと、それでも完全には止まらず、また動き始めたベルトコンベアを見る表情
・まりかが雪?雨のアメリカで「罪を贖わせる」と言ったときの覚悟を決めたような表情
・ジムに倒れ込んだ五十嵐が、飛び降りたヤマサキに被って映るシーン
・最後にエレナがパトカーの後部座席で宗教画のように綺麗な構図で、おそらく久方ぶりに、安らかに眠りについているシーン
がとてもとても胸に刺さった。
あとミコトさんと中堂さんの台詞の対比も。
「見上げた根性だ」「そんな根性、ない方がいい(うろ覚え)」この二人が言うからこその重み。そしてこの二人はいい意味で変わらずに生きているんだなというのがわかって最高でした。
坂本さんが「く?く?」って手でウ◯コの形作って煽ってるのもサイコーですし、所長にのっかって「来る!」って言っちゃう中堂さんも愛おしい。
ご一緒してくださったひふみさんとも真っ先に話したのですが、寝転ぶ中堂さんのガタイ良すぎません?? は?すけべすぎんか???
アンナチュラルは間に合わなかったところから始まって未来に繋がって、みうはなんとか間に合わせて未来を変えて、ラストマイルは間に合っても間に合わなくても世界は無常に続いていく。けれど気づいた人たち動いて微力ながら抗い続けるしかない、そこから少しずつ未来を変えていこうというメッセージが込められているようにも思いました。
あともう一つ。とても印象的だったシーン。
「私は大丈夫。死んだ人は可哀想だけれど、私には関係のない赤の他人だし」的な事をおそらく画面越しのサラ(?)相手に語るエレナ。
側から聞いていると結構冷たいしなんだコイツと一瞬思いかけたけれど、果たして自分が彼女の立場だったらどうかと思うと何も言えない。当事者にならない限り、どんな悲惨なことも他人事にとらえてしまう側面は、残念ながら人間誰しもある。我が身可愛さだけではなくて、そうしなければ自分自身を守れないし、正直いちいち関係のない人に構ってなどいられない。だから気づいても黙り込んだまま。エレナが派手な衣装に身を包んで軽口を飛ばしては虚勢を張るのも自分を守るため。だけど彼女はそこで立ち止まって、ヤマサキの残したものと、まりかの残していった爆弾を見つけた。小包配送の報酬はわずかに上がるも、だからと言って配送業の待遇が劇的によくなるわけでもなし、結果的にエレナ自身は退職することになるし、大きく事態が変化することはないけれど「爆弾はもう一つある」「次はお前の番だ」と孔に委ねるエレナ。それでも歯車が一個欠けようが止まることのない社会のマクロな流れに抗って、無常な世の中に一石投じて全てを失ったかわりに、エレナが(疲れ果ててたのもあるだとうけれど)ぐっすりと眠れるようになったラストに少しホッとした。いや正直ロッカーを開けまくってヤマサキの残したメッセージを探そうとした五十嵐が、ヤマサキの飛び降りた場所にゆっくりと近づいていった後、いざ「当事者」になった彼が飛び降りるのか、どうなったのかは視聴者に委ねるところとかは憎いしエグい。ロッカーを、息が詰まるほど、呼吸すらも忘れるほどに見入ってしまう孔の今後を思うと胸が痛い。負けるなとは言えないし全てを投げ出すことは否定しないけれど、ミコトの言葉を借りれば「不条理に負けてほしくない」し、そんな他の誰かのために命まで投げ出して欲しくはない。まあそんな精神状態じゃないから実際に、事が起こってしまうのだけれど。人はもろいし、ちょっとしたボタンのかけ違いで誰だっていくらでも病んでしまえるし絶望してしまえる。程度の違いこそあれ、それは決して他人事ではないと私自身も過去に体感したことがある。それでも、どうにか逃げ延びて、逃げきれなくてもなんとかやり過ごして、生きていればいつかミコトのように「絶望している暇なんかない」瞬間がくると信じたい。
視聴してから数日たった今でも、映画の中で物語は綺麗にまとまっていても、ラストがスッキリしない終わり方だったと感じた気持ちは変わらない。あえて書き切らず、結末にせずこれから続いていくであろう世界の筋書きを視聴者の想像に委ねるのも、野木先生の狙いなんだと思う。
孔も五十嵐も、そしてエレナも、物語はここで終わりだが彼らの人生はそれでも続いていく。方法は違えど、それぞれのそれぞれなりのやり方で抗っていくであろう、彼らの未来に光が差すことを心から願わずにはいられない。
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