▼2023/09/02:加瀬さん考察
夜中に「少年よ我に帰れ」を聴きながら加瀬さんの話を色々考えてたら、なんだか止まらなくなってきたので走り書き。ドラマ沿い過去トリップあり長編。主人公が梨央妹になるかUDI主になるかはまだ迷い中。
追記にドラマ最愛ラストのネタバレと、輪るピングドラムのちょいネタバレがあります。未視聴の方はご注意を!!!!!
↓最愛ラストのネタバレ&無駄に長い加瀬さんの考察(感想)があります。ご注意を!!!!!!!
未視聴の方はブラウザバックでお願いします!
↓ネタバレ大丈夫ですか?
やっぱり加瀬さんを語るにあたってはドラマの事件は避けられないんですよね。
早くに亡くした両親からは、人に見返りを求めるなと教わって生きてきた加瀬さん。そんな彼が真田家という『家族』を得て、15年前に達雄が罪を犯してでも家族を守ろうとする姿に絆され焦がれ(その愛情は、正しいか正しくないかはともかく、加瀬がいくら望んでも得られないものであったから尚更)家族の一員となった梨央を、そして彼女の愛する弟優をも、自分が亡き達雄に変わって守っていこう、と決意する。
基本取り乱すこともなく、合理的で穏やかな人間なのに、昭に彼の息子が行ってきた性的暴行を軽く扱われ、それどころか運命を狂わされた被害者女性たちが悪いと責任転嫁され、怒りに任せて殺してしまう人間くさいところもあったり。
でもこの矛盾が彼の魅力なんだと思います。加瀬さんを超スーパーエリートなだけでなく、人間くさい魅力的な人物にさせる部分。
・言葉遣いも丁寧かと思ったら、焦ると荒い口調になるし「俺が行くまで待ってろよ、何も話すなよ」「アイツ…!」(3話より)
・合理的だし論理的で仕事もバッチリできる人なのにカバンの中はぐちゃっとしてて、香典(1話)やペン探して(9話)ゴソゴソしてたり
・梨央のことを家族として大切に愛しているけど、一応本当の家族ではないから女性としても意識していて、急に服を脱がれるとすりガラス越しでも動揺するし(4話)
・取り調べでは「家族です」と言い切るのに(4話)、「私のことどう思ってるの?」と聞かれて一瞬黙り込み、「どういう意味?」からの間があって「前にも言ったけど、家族だと思ってる」複雑で慈しみ深い表情(8話)
この間がたまりませんよ…。
それに事件のことがあったからこそ、今の加瀬さんがある。あのとき取った行動こそが、彼を今の梨央に対して無条件の愛を注ぐ、献身的な人物にした。
今まではドラマの世界線ではなく、どこかパラレルワールドにいる加瀬さんという人物を想定してのお話を書いていましたが、彼を今の彼たらしめた事件を一度自分なりに飲み込んで消化しないことには、彼の根本に関わる部分が描けないのかなーと思ってきたり。
ドラマラストの展開は美しいです。彼が二人の幸せを願い、真相ごと持ち去って、いなくなってしまうのも。ただ自己犠牲な愛だからと、片をつけてしまうには余りにも惜しい。加瀬さんファンとしては、二次創作に救いが欲しい。どうしたらいいのか。
そんなとき、真夜中に輪るピングドラムの2番目のOP曲「少年を我に帰れ」を聴いていたら、歌詞が心にぐさっと刺さりました。
加瀬さんといい感じにはなっていたけれど、ドラマの最後で加瀬さんに選ばれなかった(=訳も説明されずに、置いて行かれた)主人公が、運命のイタズラで過去に飛び、自分を知らない頃の加瀬さんと出会い、できる範囲で加瀬さんを救済しようとするトリップ夢を書きたいなと思いました。すべてが終わって現在に戻ってきて、全てがハッピーエンドにはならなくとも、輪るピングドラムの林檎をキーワードに、運命の乗り換えができた世界で加瀬さんと再会する、みたいな。
やっぱり加瀬さんには、梨央や優たちを傍で見守っていてほしい。共に笑い合って欲しい。
そんなわけで、いつ公開できるかは未定ですが、輪るピングドラムの運命の書き換えをリスペクトさせていただきながら、自分なりに加瀬さん救済夢をのんびり書いてみたいと思います。
同時進行で、他愛ない話も勿論書きます。加瀬さんで書きたい話はまだまだいっぱいありますし。ぐだぐだと長文失礼しました!