02
「ほい、これ被って」
渡されたヘルメットを持たされるとマイキーさんの手元にあるバイクに目がいく。え、バイク?
「え、あ、マイキーさんバイク乗れるんです?」
「当たり前だろ。てか、被ったら乗って」
そう言うと彼は自分の後ろを指さす。
「……あの、マイキーさん」
「??なに」
「私バイクって初めて乗るんですよ。助けてください」
そう言うと彼はまた笑う。生まれてこの方バイクなんて乗ったことないのに笑わなくてもいいじゃない。恥ずかしくなってきた…。
そんな私を察したのか「こっち」と指さし私をバイクの後ろに跨がせる。次に指定したのはマイキーさんの腰にしがみつけとの事だった。
「あ、あの。さすがに恥ずかしいのですが」
「…ふーん。振り落とされても知らないよ?」
「えっ、それは困る……!!!」
ひしっと彼の腰に腕を回すと気を良くしたのか「しっかりつかまってて」とマイキーさんはバイクを走らせる。私は振り落とされないように必死だ。それより一体どこに向かってるんだろ。私は不思議で仕方なかった。
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「着いた」
「え、うそ、海!?!」
ばいくを