こんにちは
それは突然のことだ。
「こ、こんにちは…?」
「??あぁ。」
まさかそんなはずは。
「もしかしてプロヒーローのショートさん…?」
「??あぁ。今日から越してきた。よろしく」
アパートに帰宅し鍵を探している最中のことだった。
今日はやたらと業者さんの出入りが激しいと思ってたけどまさかのあのプロヒーローのショートだったのだ。
こんなことってあるの?と回らない頭をフル回転させて自己紹介をする。
「わ、私は みょうじ なまえです」
「なまえか。明るいうちからうるさくしちまって悪いな」
礼儀正しい彼はぺこっと軽く頭を下げては、まだ荷物が片付いていないからまた。と部屋へと入っていった。
私は未だにテレビやニュースで見ている彼がすぐ隣にきたという実感が湧かずに困惑していた。
普段から町や市民を守ってくれている身近なプロヒーローがいる。
それだけでも私には信じられないことであった。
《こんにちは》
「(これって夢?現実?ええ?!)」