日記

MURMUR


現実は厳しいし寒さも厳しい

現実は厳しいなぁと思う今日このごろ。お別れの季節になりまして、うちの学校でも先輩方があちらこちらへ進学していきました。

まぁ厳しいこと厳しいこと。世の中こんなに生きにくいもんだろうか。

東京ある赤い門が有名な某大学、今年は1人だって。西の方にある八つ橋が美味しいあちらの大学、10人足らずだって。

>>>医学部、今年全滅だって<<<

はぁーー恐ろしい。なんてこった恐ろしい。一年前の倍率でもプレッシャーだったのに。
まぁ、結局シャチホコが有名なあの大学にお1人行かれたのですけれども。っていうか、旧帝の医学部ってバケモンだわ…。そんな事言ってらんないけど。

周辺の医学部は全滅だったらしく、嫌な話、足切りもあっただとか。
なんてこった。本当になんてこった。世知辛い。

知り合いの現役合格目指してた方は今の時点で留年覚悟したらしい。(新3年)
唯一の医学部合格のその先輩、体験談で

「医学部行くって言ってる奴の全員が行けません。そう思ってください」

とのこと。クラス凍ったぜ。40人中15人志望してんのになぁ。

高校に入る前は、「貧乏だったけれど頑張って勉強して東京の某大学に進学しました」「ずっと医者になりたくて努力して留年したけど医学部受かりました」
そんな体験談、「へぇすごいなぁ。私も行けっかなぁ。頑張ろう」ってな感じで聞いていたけれど、今はもう…「はぁ……(脱力)」ですよ。

努力しましただとか、勉強しましただとか…。いやいや、そんなんじゃ言えないくらいやったんだろう。悪魔と契約して心臓捧げたって難しいよ。そう思うよ。
確実に体壊してる。確実に何かを失ってる。
その覚悟がないとできないし、なんだかやりとげて欲しくないわ。嫉妬でしょうかねぇ。

この高校でこのクラスに入れば、自然と医学部に行けるんだと思ってた。恥ずかしい話…。

人の体験談から気分が悪くなるほどの努力を察せるようになる程度には、成長したんでしょうか。現実知れたんでしょうか。人事でなくなっていればいいと、思いますけれども。子供であったのだなぁ私は。

二年になる前に気がつけたと喜びながらも遅いわボケと悔やみ、それでもやるしかないとペンを握るのでしょう。いやいや、そうでありたい。

精神的に大人になりたいと思うけれど、思いすぎるのは良くないですね。背伸びはしすぎるとバランスを崩す。
大人になりたいと思うほど子供であることを忘れずにいたい。

うーん、何が言いたかったんだろうか今回の日記は。

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