2015.06


【暗殺ゲーム:クロスワード】

僕たちE組は、迫りくる暗殺期限に危機感を感じていた。
この調子で、殺せるんだろうか。僕らが、本当に殺れるんだろうか。
誰も口にはしないけれど、みんな、それぞれがそんな思いを持っていた。
そんな時だった。殺せんせーから提案があった。

「1ヶ月ごとに標的を変える、暗殺ゲームを行いましょう!!」

頭の回転を速くするだの、柔らかい頭を作り発想力を高めるだの、口では難しいことを言っていたが、要は、僕たちと一緒に暗殺訓練がしたかったようだ。

「だって……、烏間先生が体育教師になってから先生が訓練に参加することができなくなっちゃったんだもん……!!」

困った教師だ。まぁ、それでも一応訓練にはなるので、クラス全員で参加することになった。

「殺せんせー、ルールは?」
「そうですねぇ………。こんなのはどうでしょう。」

1、1ヶ月ごとに標的を変える
2、殺し屋はE組生徒全員
3、対先生用ナイフ、もしくは対先生用弾を当てればゲーム終了
4、標的は殺せんせーが決め、毎月の頭に暗号で知らせる

「オッケー、わかった。」
「もしも、E組生徒以外を標的にする場合は事前にルールを説明しておきましょう。」

と、そんなこんなで始まった暗殺ゲーム。今月が初めてのゲームで、初めての標的だ。
一体、誰がなるんだろう………。

「それでは、みなさんに暗号を配りましょう。」

灰色の部分を並べ替えると……?

タテの鍵
1、【先導】を訓読みで
2、マグロを油漬けしたものをカタカナで
3、人食い○○
4、神崎さんの宝物

ヨコの鍵
5、竹林の大好きな場所
6、出席番号11番のコードネーム
7、不破さんの所属部活(元)

「今回はクロスワードパズルです。かなり簡単でしょう。」

出てきた4つの文字を、並べかえると………!!

「そうか!!あの人か!!」
「渚君はもうわかったようですね。みなさんは分かりますかね?ヌルフフフフフ。」
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