#3 [lovetime in Rikuou's room]
僕は引きずられる様に陸王くんの家に連れて行かれてあっという間に陸王くんの部屋…
せっかく陸王くんの部屋に初めて入るっていうのに、僕は周りを見る余裕なんてまったくなくて…

「さっ!…もう逃げらんねーぜ…」
陸王くんは不敵な笑顔でドアの前で仁王立ち…荒崎闘球部主将の威圧感とオーラがたっぷり。
くったりと座り込む僕は必死の抵抗…
「り…陸王くんひどい!こんな強引に…」
「…ごめんな…」
陸王くんは急に優しい顔になって僕の顔にぐっと近付く…陸王くんの男っぽい顔が一気に僕のすぐ側に…

「秋山は俺の事キライか?……」
陸王くんは僕を優しく見つめて甘く囁く…
僕を見つめる陸王くんの甘える様な拗ねる顔……もう…陸王くんってば…またそんな顔して……すっごい可愛い…
陸王くんの可愛さに負けた僕は…
「……す…好き………」

「じゃーいいな!」
陸王くんはニヤッと笑う…
…ううっ…結局陸王くんの思い通り…


「お前との初めてだからな…大切にしねーと。秋山が先に風呂入ってこいよ!」
「り…りくおーくん…僕…心の準備がまだ…」
「あぁ?いつまで言ってんだよ…風呂入る間に覚悟決めてこい!お前、キャプテンだろ?」
…そーゆー問題じゃないよぉ…どーしよ!どーしよ!
急な展開に僕はいつもに増してオロオロしちゃって…とても自分から部屋を出ていけない…
「あ〜もう!来い!」
陸王くんはそんな僕に呆れたのか、僕の手をぎゅっと掴むと一階のお風呂場へと無理矢理引っ張っていく。

「ほら!もういい加減諦めろ!」
陸王くんはそう言って僕をお風呂場にポイッと押し込めると、バタン…と戸を閉めた。
…もう陸王くんってば強引なんだからぁ!…
僕は仕方なく服を脱いで浴室に入る…シャワー浴びてる間中、これからのコトを考えて緊張しちゃって…
…あ〜…もう逃げられない感じだよね〜…どーしよ…これはもう覚悟を決めなきゃいけないかも…
僕の胸は今までにないぐらいドキドキと高鳴って…息をするのも苦しい感じ。
お風呂場の鏡に映る僕…あ〜…すごい緊張した顔してるな〜…
僕は一応全身をよく洗ったりして…

僕はお風呂場にあったタオルを借りて身体を拭くと服を着る…重い足取りで2階へ上がって再び陸王くんの部屋に…
ドアを開けて部屋に入ると陸王くんはベットに腰掛けてニコニコしてる。

「……シャワーありがと……」
「おー…ちゃんと風呂入ってきたみたいだな!…あれ?なんだよ、服着てきたのか?どーせ脱いじまうのに…」
「り…陸王くん!」
「ははっ…まぁいーか。俺が脱がせてやるよ…じゃあ、俺も風呂行ってくるから待ってろな!」
陸王くんはニヤッと笑って部屋を出ていく…

…ど…どうしよ…………陸王くんがお風呂から帰った来たら…
一応覚悟を決めたつもりだったけど…いざ話が進んでいくとやっぱり僕はオロオロ…

こーゆー時って服は脱いでた方がいいのかな?でも陸王くん脱がせるとか言ってたし……え?!ぬ…脱がせる?!陸王くんが僕の服を?!…そんなの恥ずかし過ぎるよぉ!!
僕は陸王くんに服を脱がされてる自分を想像しちゃって…
…わあぁぁ〜…無理無理無理無理絶対無理!

僕は慌てて服を全部脱いでベットの毛布に潜り込む…
…あ!…でも…これじゃあ僕がすごいその気みたいじゃない?…どーしよ!どーしよ!…
僕はベットの上で一人オロオロジタバタ…


「…なーにやってんだ?」
「…あ…陸王くん……」
部屋の入口には早々お風呂から帰ってきた陸王くん…しかも裸に腰にタオルを一枚巻いただけの姿。
…陸王くん…すっごい身体してる……
鍛え抜かれた陸王くんの筋肉質な身体が露になってて…初めて見た陸王くんの男らしい裸に僕は目のやり場に困ってしまう…

「陸王くん…またそんな格好で……」
「だってどーせ脱ぐだろ?…ん?…あれ?…まさか…お前……」
陸王くんは僕にぐっと近付く…

…マズイ!僕が裸になってる事気付かれちゃった?!
僕は慌てて毛布で身体を隠すけど……遅かった…
陸王くんは毛布をそーっと捲る…

「…なにお前……裸んなってんじゃん…服脱いじまったのかよ。ふ〜ん…もしかして案外乗り気?」
陸王くんはニヤッと笑って僕の頬を優しく撫でる。

「ちっ…違うよ!脱がされるなんて…恥ずかしーから!…」
「だから脱いでた訳?…そっちの方が恥ずかしくねーか?」
「…あ……」
…そう言われてみると…確かにこっちの方が恥ずかしいかも……
陸王くんの言葉に僕はもう真っ赤…
「…くくっ…秋山可愛いなぁ〜…」
陸王くんは僕にそっと抱き付くとそのままゆっくりとベットに押し倒す…
僕の目の前には陸王くんの男っぽい顔が迫る…
…ううう……陸王くん…男らしくてすっごいかっこいい……

僕はおずおずと陸王くんに訊ねる…
「あ…あの陸王くん…」
「…ん?」
「……聞きたいんだけど…お…男同士って…どうやってするの…?」
「お前やるの初めて?…」
「…う…うん……」
「じゃー教えてやるよ…」
陸王くんは毛布の中に手を入れて僕の後ろの穴に指を這わせる…
「うわっ!…り…陸王くんどこ触ってんの!」
「お前の可愛いここに挿れんだよ…」
「…え?…ここ?……な…なにを?……」
「俺の…これ……」
陸王くんはそう言うと僕の手をそっと掴んで自分の下腹部にある欲情の塊をそっと触らせる…
…えええーー!!ここにそれを?!…入るのかな……

「俺のもう固くなってんだろ?お前とやれると思ったらコーフンしちまって…」
「り…りくおーくん……やだ…そんなの触らせて……」
陸王くんは自分の其れを触っている僕の手に自分の手を重ねると、そのままゆっくり動かして撫でさせる…
「…んっ……秋山…気持ちいいぜ…」
僕が撫でる度に陸王くんの其れはますます大きく固くなってきて…
陸王くんのすごい固くなってる…もう…恥ずかしくて堪んないよ…こんなの僕のあそこに挿れるなんて……

「……怖い?」
僕は精一杯の強がりで首を横に振る…
「無理すんなよ…こんなに震えちまって…」
緊張の余り、僕の身体は自然と震えてたみたい…陸王くんは優しく僕を抱き締める…陸王くんのあったかい温もりと力強い胸の鼓動が僕に伝わってきて…あ…陸王くんもすっごいドキドキしてる……

「り…陸王くん…優しくしてくれる?」
「…う〜ん…そりゃあ無理だな〜…」
「えええっ?!は…初めてなんだよ?!僕!」
…陸王くんそんなはっきり…うわ〜ん…やっぱ怖いよぉ……
陸王くんの容赦ない言葉に僕は怯む…

「だってよ…好きで好きで仕方ないヤツとやるのに優しくなんてできっかよ…大丈夫だって…お前がもう怖いなんて思えなくなるぐらいに良くしてやるからよ…俺に任せろって…」
僕の目の前には陸王くんの男っぽい顔…
陸王くんはその逞しい身体で僕を包むと優しくキスをする…唇の隙間から陸王くんの舌があっという間に入ってきて…僕の舌を絡める様に吸い付いてくる…
「…んっ……んんっ…」
陸王くんは何度も何度も僕の唇に吸い付いて…とろける様な甘いキスに僕の身体の奥がきゅーんって熱くなってきて…僕の身体は少しずつ力が抜けてきちゃって…

「力抜けてんじゃん……感じてんの?」
「…うん………」
僕は小さく頷く…
「ははっ…秋山素直〜…可愛くて堪んねー…」
陸王くんはまた僕をぎゅーっと抱き締めて軽くキスをする…
僕はもう全身の力が抜けちゃって陸王くんのなすがまま…

「秋山すっげー好き!」
陸王くんはそう言うニコッと笑う。
僕の大好きなその可愛い笑顔…僕は手を伸ばして可愛い陸王くんのほっぺを優しく撫でる。
「…ぼ…僕も…陸王くんが大好き………」
僕も陸王くんにつられて笑顔になって。

「覚悟は決まったか?」
「う…うん…でも…もう少し………」
「もうタイムオーバー…もう俺堪んねーし…これ以上待てねーよ…」
「…り…陸王くん……」

陸王くんは僕を見つめると耳元で甘くそっと囁く…
「俺の可愛い可愛い秋山……ずっと大切にするからな…」
「…んっ…………」




陸王くんとの甘く激しい時間が終り…ベットの中で寄り添う僕と陸王くん。
僕は陸王くんに怒り顔…

「もう!陸王くんのバカっ!!」
「秋山〜ごめんって〜…」
「ひどいよ!僕は初めてなのにあんなに……するなんて!」
陸王くんの×××は僕の予想以上にすっごく激しくて…ううっ……身体中が痛い……特にお尻………
陸王くんの溢れる性欲に支配されていた僕の身体はまだガクカクして…さっきまでの激しい行為の余韻が残ってまだ身体の奥がゾワゾワしてる…

「だって秋山すっげー俺の締め付んだぜ!もうめちゃくちゃ気持ちいーし、あんなにされたら絶対我慢なんて出来ねーよ!」
「……し…締め付ける?」
「そう!お前は自覚ねーかも知れねーけどな…お前の穴ってさ、俺の××××ぎゅーって締め付けんの!」
「ええっ!!…そうなの…?」
「あんなんされて…優しくできる男なんていねーよ!」
…僕の身体ってそんな風になっちゃってるの?……全然自覚ないんだけど…
僕の身体がそんなだから激しくなっちゃうんだ…って陸王くんに言われてるみたいで僕はもう恥ずかしくて…

「だ…だからって!」
「お前だって大きな声で喘ぎまくって…すっげー感じてたじゃん。ずいぶんやらしい声聞かせて貰ったぜ〜…お前の穴さ…最初はガチガチだったけど俺が動かす度にトロトロに柔らかくなって…俺のモノ旨そうにくわえてたぜ……お前も最後にはちゃんと俺の手でイったしな…」
陸王くんは意地悪げにニヤニヤと笑うと僕の小さくなった下腹部の其れを優しく撫でる…

「…う………」
僕も…陸王くんのモノが入った時、最初は痛くて仕方なかったけど…陸王くんに抱かれてるんだって思ったら陸王くんの愛情じんじん感じちゃってその内すっごく気持ちよくなってきて。陸王くんが動く度に僕の穴から身体中に快感が走って…僕の身体はすごい反応しちゃってさ…最後には陸王くんに僕もイカされちゃったりして………

「お前の身体…すげー反応してたぜ…最初からあんなに感じるなんて……お前って……案外エロいな……」
…エ………エロい?!!!
陸王くんの言葉に僕は愕然…
…ぼ…僕ってエロい?…確かに初めてだったけどすごい気持ちよくて…僕も堪んなくて……それって僕がエロいから?!
陸王くんにそう言われて僕の顔はもう真っ赤…

「そっか……ぼ…僕ってエロいんだ……なんか恥ずかしい…」
「くくっ…またお前は素直だな〜…」
陸王くんはにこっと笑うと優しく僕のほっぺを撫でる…
「俺は嬉しいぜ…お前と一つになれて…」
…もう…陸王くんってばズルい!…そんな可愛い顔して…全部許しちゃうじゃない…
僕の胸に陸王くんへの愛情が一気に込み上げてきて…思わず陸王くんにしがみつく。

「ぼ…僕も……嬉しい……」
「秋山………」
陸王くんはそんな僕をぎゅっと抱き締めると足を絡めてくる…

「あ……ヤバイな…」
「…え?どうしたの?」
「……またやりたくなってきちまった………」
………えええええーーー!!!
確かに、僕の足に当たる陸王くんの其れはまた固くなってきてて…

「んー…秋山ぁ…」
陸王くんは僕の上に覆い被さるとあっという間に口づける…
僕の唇に何度も激しく吸い付いて…僕の舌にしつこいぐらいに絡み付いて…僕の口からはつい甘い声が漏れちゃって。
何度されても感じちゃう陸王くんのキスに僕の身体もまた熱くなってきて…
「なぁ〜秋山いいだろ?もう一回しよっ!」
陸王くんは甘える様に僕を見つめる…その優しく甘い眼差しと甘いキスに、僕はもう太刀打ち出来ない。

「……う…うん………じゃあ…次はもうちょっと優しくしてくれる?」
「う〜ん………無理!もっと激しくしちゃう!」
陸王くんは僕のほっぺをきゅっと優しくつねって意地悪く笑う…

「もう!陸王くん!!」
「くくっ…秋山可愛いなぁ〜」
陸王くんの手が僕の身体を柔らかく撫で回し…また僕の下半身の其れを刺激する…
「んっ………」
…あ……やっぱり気持ちいいかも………

陸王くんとの甘く激しい時間がまた始まって…僕の身体は陸王くんの愛情に溺れちゃう。
僕の大好きな愛しい愛しい陸王くん。これからも…ずっとずーっと僕の事溺れさせてね…




か…可愛い…なんて可愛い陸王と秋山くん… 陸王大好きな秋山くんは本当に乙女…そして秋山くん大好きな陸王は男前です♪お互いが可愛くて可愛くて仕方ない…なんて可愛いCP…この二人は「PeachNovels」の18禁小説も書きたい!きっと書きます…
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