愛するキミと
「ああっ……火浦!!…」
「…っくっ!…ははっ…速水ぃ〜…お前本当にエロいなぁ」

ここは球高3階の外れにある男子トイレ。
このトイレは3階にある事もあって殆んど人が来ないうえ、ちょっと個室も広かったりして…俺と火浦が学校でする時のお決まりの場所。
俺と火浦はこれから部活が始まるというのに…火が付いてしまった火浦の性欲に付き合って…愛の営みの真最中…

火浦にバックから力任せにガンガンと突き上げられ俺は大きな喘ぎ声…
「ああっ!あんっ!……うらっ…ダメ…」

「…速水可愛いからもっと気持ちよくしてあげよ〜かなぁ〜」
火浦はそう言うと俺の腰を両手で掴んで穴に自分のモノを根元まで深く射し込み、腰をぐっと押し付ける。
火浦の先が俺の奥の弱い場所にグリグリと当たり…火浦は深く腰を押し付けてそこをズンズンと刺激する…

「あああっ…うら…そこダメ…あっ…」
「お前…ここダメだよな〜…あー!すっげー締め付け!!」
火浦は意地悪く笑うとその部分に当てる様に大きなストロークで深く突き上げ始めた。

「…ああっ!!ああっ!!」
火浦が大きく突き上げる度に俺の弱い場所に火浦のモノが突き刺さる…
あまりの気持ちよさに俺の膝はガクガク震え…身体がビクンッと跳ね上がる。そして俺の腰は自分の意思とは別に自然と動き出しより深い快楽を求める…

「…気持ちいいの?…自分から腰ふってんじゃん…速水エロっ…」
「だ…だって火浦が…そんなに…んんっ…するから…」
「いいからお前は喘いでろって!」
火浦にバックから弱い場所をガンガンと突き上げられ、快楽に溺れた俺の頭の中は真っ白に…

「あ〜…速水すっげー気持ちいい!堪んねぇ…」
火浦は片方の手で俺の腰を抱き抱える様に身体を密着させて激しく突き上げるともう片方の手で俺のモノを強く掴んで一気にしごきあげる。

「あっ!あっ!…ダ…メ…気持ちいいっっ!!」
「…ははっ…あ〜…速水サイコー…」
「ああっ!…うらっ…イクッ…イっちゃう!…」
「…んっ!お…俺も!あああっ!あっ!あっ!あーーー!!」
火浦のモノが大きく脈打ち、俺の穴の中に大量の白濁した精液が一気に放出される…それと同時に俺のモノからも大量の精液が床にビチャッと勢いよく放たれた。

「はぁっ…はぁっ…」
「ひ…らぁ…お腹…あった…かい……」
俺の腹の中に大量に放たれた生温かい火浦の精液…火浦が穴からモノを抜くと、ドロリとした精液が穴から滴り落ちる。俺は穴からの快感と射精の快楽に身体中を支配され…腰と膝がガクガクとして立っていられない。俺は膝から落ちそうになり思わず火浦に抱き付く。

「うらっ…ひ…うら…」
「ははっ大丈夫かよ…そんなに気持ちよかったんだ…速水」
「…ううっ…」
俺は火浦にしがみつきながら身体の奥からゾクゾクと込み上げてくる快楽に押し潰されそうになるのを必死で堪えていた。
「…速水…エロいなぁ〜…」
火浦はそんな俺を支える様に抱き締めると顔を優しく撫でる…

「速水、俺の事好きぃ〜?」
「…んっ…す……き…」
「ん〜…速水可愛い!!」
火浦は再び俺に深く口付ける…あっという間に火浦の舌は俺の口の中…
「…んんっ……」
俺もまたそれに答えちゃって…
火浦にしがみつきながらその舌に自分の舌を絡ませる…
ピチャピチャと卑猥な音を立てながら…火浦との熱く深いキス…

ー…キーンコーンカーンコーン
その時、部活の始まりを伝えるチャイムが鳴り響いた。

「ヤバ!練習始まっちまう…速水行こうぜ!」
「……う…ん…」
火浦はパッと唇を離すと、互いの唾液で濡れた唇を拭う。
激しく甘い行為に溺れていた俺達は、時間の経つのもすっかり忘れていたらしい…正直、俺の身体は練習どころじゃなかったが行かない訳にもいかない。快楽の渦から少しも戻れない身体を半ば引きずる様に、俺はグランドに向かった。

グランドに着くと、既に練習は始まっていた。
「火浦と速水!遅いぞ!なにやってたんだ!」
「すっ…すいません!」
俺達に声を掛けたのはキャプテンの三笠だ…その周りには土方と風見もいる。俺と火浦は慌てて支度をすると練習に合流する。

練習が始まって暫く経っても、俺の穴には火浦のモノが突っ込まれている感覚がまだ残っている…
身体を動かす度に穴の内壁が擦られ…また快感が襲ってくる様だ。
…ヤバイ…なんか…変…まともに出来ないかも…

んな俺に構わず時間を追う毎に練習はより厳しくなり…
「ほら!速水!しっかりしろ!!」
気合いの入らない俺に三笠の檄が飛ぶ。
暫くすると、練習メニューの一つである100mダッシュが始まった。
俺の番になり、周りに合わせて走り出そうと一歩踏み出すと…足がガクガクとしてなんだか力が入らない…俺はそのままその場にペタンと座り込んでしまう。
…ヤバイ…走らなきゃ!
立ち上がりもう一度走り出そうとするが…やっぱり力が入らずへた〜…っと再び座り込んでしまう…
俺の後ろにいた火浦も周りの部員達も、俺のそんな様子を驚いた様に見ている。

「…おい、どうしたんだ!大丈夫か?」
俺の様子に気が付いたキャプテンの三笠が俺に駆け寄る。
「…すいません…」
どうしたと言われても…理由が理由なだけに、俺はそれしか言えない…

「火浦、悪いが速水を保健室に連れてってくれ!」
三笠は俺のすぐ後ろの火浦に声を掛ける。
「え?俺ですか?」
キョトンとした顔の火浦…
火浦が不思議がるのは無理もない。いつもこんな時は1年の部員に保健室に連れて行かせる事が殆んどで、火浦みたいなレギュラーメンバーがわざわざ連れて行く事なんてまずないから…
俺としては連れていくのが火浦でちょっと安心したけど。

「…はい!」
火浦は不思議そうな顔のまま俺を抱えて保健室に向かう。
…うわ〜まずいな…保健室の先生になんて言おう…
俺はもっともらしい理由を考えるけど…頭の中はまだ火浦との快楽を引きずっている様で…全くなにも浮かばない。俺を抱えて歩く火浦を見ると…俺とは違っていつも通りの顔をしている。

「…火浦、どうする?なんて言ったら…」
「まぁ〜…いーんじゃねーの?はっきり言えば。」
「ええーー?!…そんな…恥ずかしいじゃん…」
「別に悪い事してる訳じゃねーし。付き合ってれば当たり前の事なんだから恥ずかしい事ないだろ?」
あっけらかんと言う火浦…
…さすが火浦…でもやられ過ぎてこんなになっちゃったなんて…やっぱ恥ずかしーけどな…

保健室に到着すると…ドアには『出張のため不在』の看板が…
…良かった〜…
俺はホッと胸を撫で下ろす。
火浦は保健室に入り俺をベットに寝かせると、自分は側にある丸イスに腰を下ろした。
俺を見る火浦の意地悪げなニヤニヤした顔…

「おっ前なぁ〜…」
「…ごめん………」
「そこまで気持ちよくなんなよ…」
「だって火浦が!」
俺はあまりにも恥ずかしくて毛布を被る…

「まぁ練習前だってのにやり過ぎた俺も悪いな…ごめんな。今度からちょっと控えるからさ…」
「…別に…火浦のせいじゃない…俺が感じ過ぎただけだし…だから…」
「…ん?」
「…控えなくていーよ…今のまんまで…」
「…ははっ…お前は俺とやるの好きだもんな〜…速水エロっ…」
「もう!はっきり言うなよ!」
…だって…やっぱ火浦とやるとすっごい気持ちいいし…俺への愛情感じちゃうし…控えるなんて絶対やだ!

「可愛いなぁ〜…」
火浦はそう言って俺の髪を優しく撫でるとその手を毛布の中に入れ、次第に下へ下へと下ろしていく…火浦の手はあっという間に俺の下腹部へ…
「…ひっ…火浦……」
「…ヤバイ…またしたくなってきた…」
…えええーー!!!火浦のヤツ…どんだけ強いんだよ…
そう思いつつ…二人きりの部屋で…ベットに寝てて…しかも俺の身体にはまださっきの火浦との激しい行為の余韻が残ってて…
俺の性欲も刺激されちゃって…練習着のハーフパンツの上から俺のモノを優しく撫でる火浦に抵抗もせずになすがまま…
俺のモノは火浦からの優しい刺激を受けて…また少しずつムクムクと…

「…速水………」
男っぽい火浦の顔がゆっくり俺の唇に近付き…
「…んっ………」
俺の唇に重なる火浦の濡れた温かい唇…
…あ〜…火浦すっごい可愛い…なんか…またしちゃうかも…こんな時にマズイよな…でも……あ〜…

ートントン…
その時、保健室のドアをノックする音が聞こえた。
…ヤバイ!!…
俺は慌てて火浦から離れて飛び起きる。

ガチャ…
「具合はどうだ?」
ドアの開く音と共に部屋に入ってきたのは三笠…俺の様子を見に来た様だ。いつもと変わらない三笠の様子…
…あ〜…セーフ…見られてなかったみたいだ…
さすがにキャプテンの三笠に火浦とのキスを見られたら恥ずかしい…俺はほっと安堵…まぁ火浦は恥ずかしくないのかも知れないけどな…

「すいません…キャプテン。」
「今日は練習しないで、もう少し休んだら帰ろ。火浦もな…」
「…え?なんで?俺もですか…?」
「じゃあ、帰ってゆっくり休めよ。」
火浦の疑問に答える事もなく、三笠はそれだけ言うとキョトンとする俺達に構わず部屋を出ようとする…出入口のドアを開けるとフッと立ち止まり…………

「……俺さ、練習が始まる少し前に先生に頼まれて3階の視聴覚室に行ったんだ。その時にトイレに行こうと思って…ドアを少し開けたらさ…なんか大きな声が聞こえてきたんだよな〜…ちょっとまともに聞いてらんない様な…火浦とか速水とか…そんな名前も聞こえた様な…」
三笠はちらっと俺達を見る……
…ま…まさか…!!

「お前ら…今日は絶対休めよ…大会も近いから程々にな…」
三笠はニヤっと笑うとそのまま保健室を後にした。

…あ…ヤバイ…聞かれてたんだ…
俺と火浦のあの激しく甘い行為を少しでも聞かれてしまった…しかも仲間であるキャプテンの三笠に!!その恥ずかしい事実に俺の顔はあっという間に真っ赤に…俺の隣の火浦をそっと見ると…またもや平然とした顔…

「…火浦…俺すげー恥ずかしいんだけど…」
「そっかぁ?これでなんかすっきりしたな!」
「ええーーー?!三笠に聞かれてたんだぞ!恥ずかしくないのかよ!…」
「う〜ん…別に…逆に俺らがそーゆー関係だって解って貰えて良かったじゃん!隠してた訳じゃねーけど、今まで何となく言ってなかったしな…これで心置きなく愛し合えるし!」
火浦はそう言うとニコッと笑う。

「…もう…火浦は…」
火浦の激しくストレートな俺への愛情に、俺はなんだか嬉しくて恥ずかしくて…俺もそんな火浦がすっごい好きだな〜…なんて思ったりして…

「速水、身体どうだ?」
「…う…うん、もう大丈夫…」
「じゃあ早く帰って続きやろうぜ!」
「…ええーーー?!」
「さすがにここじゃ思いっきりやれないじゃん!」
「でっ…でも!三笠が今日は休めって…」
「はぁ〜?お前真面目だなぁ〜…」
火浦はそう言うとベットの上に身を乗り上げ…座っている俺に近付く…

「…なぁ…お前…俺とキャプテンと…どっちの言う事聞くの?…」
ギシッ…ベットがきしむ音と共に火浦は少しずつ…少しずつ…俺に近付き…練習着のシャツの裾を引っ張る…そのままシャツの中へ手を入れると、俺のピンクの突起物を指でぎゅっと強く摘まんだ…

「…ああっ………」
「…なぁーどっち?」
火浦は俺の突起物をコリコリと指で強く捏ねる様に刺激する…
その刺激に俺の下半身には火浦に突っ込まれてる感覚が甦り…なんだか身体の芯がジワジと熱くなってくる…

「んっ…ひ………ひ…うら…………」
「…ははっ…速水はイイ子だな〜…」
火浦は意地悪くニヤッと笑って俺の固くなった突起物を解放した。

「続きは後でな!さぁ、行こ〜ぜ!」
「…う…うん。」


俺と火浦は保健室を出て玄関に向かって歩き出す。
「でも…練習も大事だからな…」
「わかってるって!また明日から練習頑張るからさ…だから今日はたっぷりやろーぜ!」
…火浦のたっぷり…って…
何回やることになるのか…火浦の性欲が爆発しそうでちょっと怖いけど…でも、俺も火浦とすごいやりたいから…まぁいーか…なんて思ったり…
隣を歩く火浦をそっと見る…なんだかとっても幸せそうな顔…俺もつられて幸せ感じたりして…

「ん?速水、どうした?」
「なんでもない!」
優しく微笑む愛するキミ…俺は火浦とそっと手を繋いだ。





*なんて幸せな!ちょっとSな火浦さんもすごいMな速水さんもなんて可愛さ!管理人はこんな可愛い二人が書けてそれだけで幸せ…
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