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【名前】

「香霧[コウム]」:夜霧の美称


【役職】

「尚書[ショウショ]」
:文書・後宮六局を管理し、外廷に棟を置く。
仕事柄内廷にも出入りをし、交流がある。


【性別・年齢・身長】

女性・17歳・170前後で阿多妃や梨花妃の背丈位


【外見】

浅葱鼠色のロングヘアで前髪は七三分けに
目にかかる長さで中央に残しつつ分けて目は見える。
サイドを編み込みをしたお団子ハーフアップにし、
藍玉が施された蝶の羽を広げたデザインの簪を挿す。
壬氏と瓜二つの様な美しさを持つ中性的な女性。
胸も控えめな為、余計に似ている様に見える。
睫毛は長いが壬氏より男性的な凛々しさがある。
瞳は透き通った白藍色。
首元は和服のように詰まった
ベージュとブルーのグラデーションの上着に
ブルーのグラデーションのロングスカートで
灰色のロングコートを羽織っている。知的な漢服。
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時折髪を高くあげ一つに束ね真紅色の紐で結び
藍墨茶色の男物の漢服を着て、街に出掛ける。
そこで馬を走らせたりするのが好き。
イメージ
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【内面】

美しく儚く凛々しい姿とは思えぬ程、自由奔放な性格。
大らかで自然体で多少粗暴ガサツな所もある。
細かい事は気にせず片付けが少々下手。
笑顔もニカッと歯を見せて笑い、
少年の様な姿に素性を見るものは困惑する。
公務の際は大人しく静かに仕事をする為、
イメージ通りの姿になる。
奔放な姿とは裏腹に進士に合格する程秀才で
女性で唯一尚書として宰相とも交流のある職に就く。
官女からは憧れの的で敬愛され、皇帝にも一目置かれている。
上級妃としてもおかしくない賢さ美しさを備えているが
選定に当たらない理由は分からない。


【関係性】

壬氏と幼馴染で彼の美貌に惑わされない。
仕事の交流も多いが、共に酒を飲む機会も多い。
奔放な香霧に振り回される壬氏といった関係。

猫猫とは壬氏のように度々絡むので
多少嫌がられている事は気付いているが、
猫の様な彼女を面白がり食い下がらない。
壬氏と並び猫猫を挟むので
同じ顔が二つ両脇を挟む姿にうんざりしている。

高順よりも地位は上で敬称を付けられる。
彼女の奔放ぶりに巻き込まれつつあり、
猫猫も追加され、壬氏もいる為苦労人が加速している。

上級妃とは彼女らに敬称は使うものの
仲が良く茶会に入る事もあるが
阿多妃のいる柘榴宮によく出入りをしている。


【家柄】

阿多妃の姪にあたる。
2つ下の弟である長男瀏亮(リュウリョウ)の一人娘。
役職は武の高官にあたるが娘の方が優秀。
高順とは同僚であり、友でもある。
母親の名は佩芳(ベイファン)で夫より1つ年上の
先皇帝の中級妃だったが下賜した。
聡明で美しい女性だったが流行病で亡くなった。

壬氏(華 瑞月)とは猫猫曰く従兄弟にあたる可能性が高い。
生きているのが阿多妃の子であれば。
現に香霧と壬氏も良く似ているからだ。
皇帝への選定に選ばれない理由は
皇帝が次の皇帝に壬氏を推薦しているのと
その妃に香霧を置きたいと考えている。


【お付きの者】

梓萱(ズシュエン)19歳
香霧に仕える侍女の一人で
聡明で美しい凛とした女性。
身長は香霧よりは低いが長身。
世話焼きで苦労人で仕事は優秀。
髪を緩く後ろに纏めていて編み込まれてる。
もみあげの後毛がたっぷりと緩まれてる。

春琳(チュンリン)15歳
香霧に仕える侍女の一人で
背丈は小柄だが豊満な身体をしている。
猫猫と同じ身長。
然し生まれつき左耳が聞こえず
右耳の聴力も弱ってきている。
大人しく少し暗いとも言える性格。
前髪は眉毛の上で短く真ん中に集まってぱっつん
もみあげは輪郭に沿って顎より上の長さ。
後ろ髪は角子の様なツインの髪型。


丕承(ヒショウ)22歳
香露へ仕事の受け渡しをしている文官。
細身で顔立ちが優しい下がり眉の男で、
香露に振り回されている人物の一人。
18歳の時に結婚して子供もいる愛妻家。